8月の頭に昨年取れなかった夏休みを取って、温泉に出かけることにした。
今回は那須塩原温泉と水上温泉に一泊ずつ。
当然、城攻めとセットなのは言うまでもない。
足利氏館
初日の天気は一応晴れになっているが、午後は各地でゲリラ豪雨の可能性が高いという、なかなか残念な天気。
それでも元気を出して出発。首都高5号池袋線から東北道経由で、北関東自動車道へ。
足利ICで降り、立ち寄ったのが、日本100名城の一つ、足利市館。
足利氏館は12世紀頃に足利氏の2代目、足利義兼が建てた居館と言われていて、現在は「鑁阿寺(ばんなじ)」の境内となっている。
鑁阿寺の由来は、足利義兼が晩年出家し、鑁阿と称したことにちなんでいるそう。
太鼓橋を渡って山門から境内に入る。
相当立派な門。
現在も境内の四方が土塁や水堀で囲まれている。
この時はまだ天気も良く、立っているだけで汗が噴き出るほどだったが、頑張って境内を散策する。
本堂の脇で100名城スタンプを押し、御城印をゲットする。
近くに現存する日本最古の学校と言われる足利学校があるが、以前行ったことがあるので今回はパスした。
古峯神社
足利市館を後にし、次に向かったのは古峯神社。
鹿沼市の山奥にある、天狗を祀る神社。
途中にあった「ばんどう太郎栃木店」で昼食。
ミニ丼ランチ(かつ丼セット)をチョイス。
ミニカツ丼でもボリュームたっぷり。
11時半頃に店に入ったが、12時前には満席。
自分にとってはあまりなじみのない店だがなかなかの人気店のようだ。
満足して再び出発、カーナビを頼りに進んでいくと、どんどん道が細くなり、本当にこの先に神社があるのか不安になるような道を進んでいく。すれ違う車もほとんどなく、たまに現れる対向車とのすれ違いには冷や汗をかく場面も。
それでもめげずに進んでいくと、突如として開けた場所に古峯神社が現れる。
平日とはいえ、かなり人が少ないな、と思っていると、何と古峯園が休園だった。
古峯園とは、約3万坪を誇る回遊式の日本庭園。
今年の4月から毎週水曜日と木曜日が休園になったとのこと。
残念だが仕方がない。
駐車場に止めたクラウンマジェスタを撮影して出発する。
古峯原金剛山瑞峯寺
古峯神社の手前にあった、古峯原金剛山瑞峯寺に立ち寄る。
元々は古峯神社の別当寺として、神社の祭祀や運営を担っていたそうだが、明治に入り、神仏分離令が発布されたことで、古峯神社から独立したそう。
境内に「一粒万倍釜」なるものがあった。
この釜は酒作りに使用され、参詣することで財を成すことが出来た釜として奉納されお祀りしているものらしい。
一粒万倍釜には「金運」「財運」があり、食べ物に困らないらしいとのことなので、「一粒万倍守」を購入。700円。
離れの宿 楓音
瑞峯寺からこの日の宿「離れの宿 楓音」に向かう。
日光宇都宮道路、今市ICから高速に乗り、東北道、西那須野塩原ICから国道400号線で塩原方面に向かう。
楓音の手前にある、塩原八幡宮に立ち寄ろうと思ったが、まさかのゲリラ雷雨。
塩原八幡宮を諦めたのは良いが、ちょうど楓音に着いた頃がゲリラ雷雨のピーク。
玄関の車寄せに屋根があるので、荷物をおろす分には濡れずに済んだが、駐車場は屋根が無いので、車を停めて降りるだけでびしょ濡れになってしまった。
ロビーでチェックインを待つ間に、おやつに加え、ウェルカム生ビールとスパークリングワイン。
チェックインを済ませ、部屋に入る。
このころにはすっかり晴れて良い天気。
二間続きのベランダに面した部屋が居間、奥が寝室になっている。
ベランダの端に露天風呂。
屋根の軒が長いので、よほどのことが無い限りは風呂に雨が入ることは無さそう。
夏場なので虫の出現を心配していたが、虫が先に浸かっているようなことはなかった。
洗い場は独立していて屋内にあり、しっかりと洗ってから露天風呂に入ることができる。
風呂上りにはフロントで無料の湯上りビールで乾杯。
夕食は食事処の個室で。
メインのしゃぶしゃぶの他、鮮魚の盛り合わせや蒸し鮑の岩石焼きを肴に、
日本酒を飲み比べ。
〆は豆乳坦々うどんと生姜のおむすび。
デザートは無理、と思っていたが何とか完食。
ロビーでマシュマロを焼いて、
最後は部屋の露天風呂で一杯(これも無料)。
沢山食べて飲んだので、明日に備えて寝よう。
1日目のまとめ
夏休み1日目はこんな感じ。
- 8月6日(水)
- 東北道~北関東自動車道
- 足利氏館
- ばんどう太郎で昼食
- 古峯神社
- 古峯原金剛山瑞峯寺
- 塩原温泉 離れの宿 楓音 泊
2日目に続く。
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