11月15日金曜日から16日土曜日にかけての1泊2日で福島に旅行してきました。
普段だとこのくらいの距離なら車で行くところですが、今回は久しぶりに新幹線で行きました。
なので、観光したのは駅周辺です。
福島県といえば、磐梯山や猪苗代湖をはじめとして、会津若松城、大内宿、飯坂温泉や土湯温泉、家族で楽しめる東北サファリパークやスパリゾートハワイアンズ等々、観光スポットは盛りだくさんですが、福島駅から徒歩圏で行ける観光スポットって意外とないみたいです。
でも実はよい観光スポットがあるのでご紹介したいと思います。
信夫山公園
福島駅東口から歩いて30分ほどのところにある山で標高は275mだそうです。
1874年!に政府が認可した公園で上野恩賜公園と同じ時期に認定された公園で福島市に住んでいる人は遠足などで一度は訪れたことのある由緒ある公園だそうです。
東から熊野山、羽黒山、羽山の三山からなり、山岳信仰で知られた山で湯殿神社、羽黒神社、月山神社の出羽三山が祀られているそうです。
福島市内の人は小学校の遠足や花見に出かけるようです。
公園自体は遊歩道も整備され、一帯を歩こうと思うとそれこそ一日がかりになりますが、今回私は2時間ほどかけて3分の1くらいを歩いてきました。
春には桜の名所と知られ、秋には紅葉も見ごたえがあるようなのですが、11月15日の時点でもあまり紅葉は進んでないようでした。
それでもなかなかきれいな紅葉を所々で見ることができました。
この日は風が強かったものの天気は良く、良い景色がたくさん見れました。
羽黒神社
羽黒神社には「日本一の大わらじ」と言われる高さ12メートルのわらじがあります。
遊歩道自体は意外となだらかなんですが、神社に向かう参道はさすがに急な階段が続きなかなかハードでした。
テレビ塔
福島市内のテレビ局は市の南西部にあるようで信夫山が障害となる地域のためにテレビ塔が設けられています。
第二展望台
羽黒神社にほど近い第二展望台からは福島市内西側の景色が一望できます。
写真中央部に見える横長の建物の後ろに緑鮮やかな公園のような場所がありますが、これが「福島競馬場」です。
JRA管轄の競馬場としては比較的小規模ですが、さすが競馬場、それなりに広大です。
遊歩道を散策していると落ちた枝にまぎれたトンボを発見。
保護色になっていますが、よく見ると胴体と羽が確認できます。
岩谷観音
信夫山の中腹、東側の岩壁に掘られた磨崖仏が有名なところです。
かなり風化がありますが、それでも圧巻です。
福島競馬場
翌日11月16日の土曜日はJRA福島競馬の7日目です。
福島競馬場はJRA(日本中央競馬会)が管理する10の競馬場の一つで開設は1918(大正7)年です。
JRAの競馬場としては最も小さく、東北唯一のJRA管理の競馬場です。
毎年、春(4月、6日間)、夏(7月、8日間)、秋(11月、6日間)の計20日間の開催となっています。
朝、8時30分頃宿泊先のホテルクラウンヒルズ福島を出発し、歩いて競馬場に向かいました。
福島駅からも歩いて30分ほどで到着します。
緑の芝がとてもきれいです。
ゴール前の直線が292メートル。約526メートルの直接を持つ東京競馬場の半分強ほどの距離しかありません。
パドックは2階にあり、周回する馬を間近に見ることができます。
到着して早速食べたのが福島名物円盤餃子です。
この日の勝利を願ってハイボールで乾杯しました。
重賞など、大きなレースのない開催ですが、昼休みになると1階のフードコートは大混雑です。
1レースからレースの合間合間にハイボールとおつまみ買って予想しながら飲んでいたので昼休みは食べる必要がありませんでした。
コース幅が狭い分、内側のダートコースもすごく近く感じます。
この日は早めに東京に帰らなければならなかったため、最終レースを待たずに帰路につきました。
福島にはたくさんの観光名所もありますが、こういった市民のみなさんの憩いの場もおススメです。
コメント