福島へ1泊で出かけてきた。
片道300km弱だし、1泊なので普段なら自動車で出かけるところだが、今回は久しぶりに新幹線を利用した。
これまで福島県には何度も遊びに来ており、磐梯山や猪苗代湖、会津若松城、大内宿、東北サファリパーク等々、全てドライブだが、今回新幹線した目的は、
福島競馬場で一杯引っ掛けながら競馬をする
ため。
旅行データ
- 1日目2019年11月15日(金)
- 東北新幹線〜福島駅
- 福島駅〜信夫山
- ホテルクラウンヒルズ福島駅前 泊
- 2日目2019年11月16日(土)
- ホテルクラウンヒルズ福島駅前 発
- 福島競馬場
- 福島駅〜東北新幹線〜帰宅
信夫山公園
信夫山公園は、福島駅から歩いて30分程のところにある山で、標高は275m。
上野恩賜公園と同じ時期、1874(明治7)年に政府が認可した公園で、福島市に住んでいる人は遠足などで一度は訪れたことのある由緒ある公園らしい。
信夫山は東から熊野山、羽黒山、羽山の三峰で構成されており、これらを合わせて信夫三山と呼ばれることもある。
三山は山岳信仰と密接な関係にあり、熊野山には湯殿神社、羽黒山には羽黒神社、羽山には月山神社の出羽三山が勧請されて祀られている。
公園は遊歩道が整備されており、今回は公園の3分の1ほどを2時間ぐらいかけて歩いてきた。
春は桜の名所として知られ、秋には紅葉もかなりの見応えがあるようだが、この時点ではあまり紅葉は進んでいなかった。
それでも所々で綺麗な紅葉を見ることができた。
この日は風が強かったものの天気は良く、空気も澄んでいて美しい景色を堪能した。
羽黒神社
羽黒神社には「日本一の大わらじ」といわれる高さ12メートルのわらじがある。
遊歩道が比較的なだらかな道になっているのに対し、神社に向かう参道は急な階段が続き、なかなかハード。
テレビ塔
福島のテレビ局は市の南西部にあり、信夫山が障害となる地域のためにテレビ塔が設けられている。
第二展望台
羽黒神社にほど近い第二展望台から福島市内西側の景色が一望できる。
写真中央部に見える横長の建物の後ろに見える、緑鮮やかな公園のような場所が福島競馬場。
JRA管轄の競馬場としては比較的小規模だが、さすが競馬場、それなりに広大だ。
遊歩道を散策していると落ちた枝にまぎれたトンボを発見。
保護色になっているが、よく見ると胴体と羽が確認できる。
岩屋観音
信夫山の中腹、東側の岩壁に掘られた磨崖仏群で、三十三観音、地蔵尊、不動尊など60余体が刻まれている。
かなり風化が進んでいる。
福島競馬場
翌日、11月16日の土曜日は、JRA福島競馬の開催7日目。
福島競馬場はJRA(日本中央競馬会)が管理する10の競馬場の一つで開設は1918(大正7)年。
JRAの競馬場としては最も小さく、東北唯一のJRA管理の競馬場。
年間20日間程度の開催を行っている。
宿泊先のホテルクラウンヒルズ福島駅前を8時半頃に出発、歩いて競馬場に向かった。
30分ほどで到着。
緑の芝が美しい。
ゴール前の直線は292メートル。東京競馬場の直線が526メートルなので半分強の距離しかない。
パドックは2階にあり、周回する馬を間近に見ることができる。
到着して早速購入したのが、福島名物円盤餃子。
この日の勝利を祈念してハイボールで乾杯。
この日の開催は、重賞など大きなレースはないが、昼休みになると1階のフードコートは大混雑。
到着直後からレースの合間合間にハイボールとつまみを買って飲んでいたので、昼休みになる頃には腹一杯。混雑していてもまったく問題なし。
コース幅が狭い分、内側のダートコースもすごく近くに感じる。
さいごに
この日は早めに東京に帰らなければならなかったため、最終レースを待たずに帰路につく。
競馬場でいくら飲んでいても帰りは新幹線なので、寝ている間に東京に到着する。
たまにはこういう旅も楽しいものだ。
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