先日、覚えのない段ボール箱が届きました。
中を開けてみると…
プルームテックプラスでした。
色は白です。
2ヶ月ほど前にJTから「プルームテックプラスあげるよ」って手紙が届いていたので、自分で「白が欲しい」って申し込んだのをすっかり忘れていました。
なんでJTがこんな高価なものをくれたかというと、私が日本たばこ産業の株を持っているからでした。
JTは配当がよいので、NISAを利用して購入していたのですが、ほかにも株主優待でJTの商品が送られてきたり、今回のように不定期な株主優待もあるようです。
JTの株主優待
JTの定期的な株主優待は以下の通りです。
- 12月末現在で株主であり、継続して1年以上株式を保有していること
- 100株以上所有…1,000円相当のJT商品
- 200株以上所有…2,000円相当のJT商品
- 1,000株以上所有…3,000円相当のJT商品
- 2,000株以上所有…3,000円相当のJT商品を2点

200株までがお得です。
JTの配当情報
2018年度は年間150円(中間、期末とも75円)
2019年度は年間154円の予定です(中間、期末とも77円)
株価は2,400円台で推移しています(2019年11月21日終値2,482円)。
2019年2月21日に年初来高値2,899円を記録し、9月4日に年初来安値2,179円を記録しました。
単元株数は100株ですので、25万円弱で購入できます。
私は200株持っていますが、平均購入単価は2,600円です。
単純に株価だけで見ますと現時点で4万円ほど損している計算になりますが、2019年度の配当利回りは5.9%と非常に高い利回りとなっています。
年間3万円ほど配当が入ってきますので、1年半で損は取り戻せる計算です。
それに売らなければ損しないのです。
JT株のおかれた状況
なぜ、こんなに配当利回りが良い=割安なのでしょうか。
私も詳しくないのですが、ネットでいろいろ見ていると以下が理由のようです。
- 世界的なタバコ離れ
- 「ESG投資」拡大による外国投資家離れ
- 加熱式タバコの出遅れ
世界的なタバコ離れ
世界的な健康志向の高まりにより喫煙率が年々下がっています。
日本においても2018年成人男性の喫煙率は27.8%でピーク時1966(昭和41)年の83.7%と比較すると56ポイントほど減少しています。
「ESG投資」拡大による外国投資家離れ
「ESG投資」とは「環境(Environment)」「社会(Soclal)」「ガバナンス(Governance)」の頭文字を合わせた言葉で、投資するための企業価値を図る材料として、この3つを重要視した投資、ということだそうです。
環境、という意味では健康被害の可能性が高い、たばこ産業は敬遠される、ということのようです。
加熱式タバコの出遅れ
この分野ではフィリップモリスのicos(アイコス)が大きく先行し、JTはグローに続いて3番手と大きく出遅れてしまいました。
結果、シェアもこの順になっており、プルームテックのシェアは8.1%となっています。
JT株は買いか
私は買いだと思います。
配当性向が2019年度予想で74.6%と高いですが、これだけの配当を維持しているのですから割安な銘柄だと思います。
長期保有で配当+優待狙いでNISAで購入しておくのがよいと思います。
12月決算の会社ですので、冬のボーナスで購入すれば早速配当を手にすることができます。
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