【城を巡る旅】明石城(兵庫県明石市)

城を巡る旅
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明石城は、兵庫県明石市にあり、JR山陽本線の明石駅、山陽電気鉄道の山陽明石駅の目の前にある。

山陽新幹線の西明石駅からJRで一駅、車でも5km、15分ほどの距離にある。

現在は兵庫県立明石公園となっており、日本100名城に選定されている。

天守台はあるものの、実際に天守は築かれなかったらしく、本丸の四隅に巽櫓(たつみやぐら)、坤櫓(ひつじさるやぐら)、乾櫓(いぬいやぐら)、艮櫓(うしとらやぐら)が建設され、坤櫓が天守の代用を果たしたらしい。

4基のうち、巽櫓、坤櫓が現存し、国の重要文化財に指定されている。

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明石城の歴史

明石城は、1617年に初代明石藩藩主となった小笠原忠政によって築かれ、1619年に本丸御殿、1620年に本丸に4つの三重櫓が完成している。

小笠原忠政は、1632年に豊前小倉藩に転封、その後約50年間の間に目まぐるしく城主が入れ替わったが、1682年に越前家の松平直明が入城、以後明治維新まで10代、親藩として松平氏の居城となっている。

最後の明石城主、松平直政の時代、1874(明治7)年に廃城令により廃城となっている。

廃城後、1883(明治16)年、地元の有志により整備され、明石公園となるが、1898(明治31)年、皇室の御料地となり、1918(大正7)年、兵庫県が御料地を借り受け、県立明石公園として開園した。

1995(平成7)年の阪神・淡路大震災では石垣が崩れるなどの大きな被害を受けたが、5年の歳月をかけ、1999(平成11)年に修復工事が完了している。

明石城をリア攻め

明石城を攻略したのは2023年6月4日(日)。

同じ兵庫県の洲本城と徳島県、香川県の日本100名城、続日本100名城の計8城を攻めた時に攻略した。

JR明石駅にほど近い、P1協会駐車場に車を止めた。

まずは本丸に向かう。現存する巽櫓と坤櫓を望むことができる。

本丸跡に登っていく。櫓の間は展望台になっていて、明石駅方面の景色がよく見える。

坤櫓。

辰巳櫓

スタンプと御城印

スタンプ、御城印とも明石駅正面の太鼓門跡から入ってすぐ右側にある、明石公園サービスセンター受付窓口で入手できる。

御城印は1枚300円。

城カードもここで入手できる。

さいごに

この日は日曜日ともあって大勢の家族連れで公園内は賑わっていたが、本丸まで登ってくる方はごくわずか。

公園内にある明石トーカロ球場は、全国軟式高校野球選手権が開催される軟式野球の聖地にもなっている。

城攻めだけでなく、廃城となった後の歴史も探索すると楽しみの幅が広がる気がする。

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