【城を巡る旅】松前城(北海道松前町)

城を巡る旅
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松前城は、北海道松前町にあり、函館空港から約100km、車で2時間弱の場所にあり、北海道新幹線の木古内駅からは約60km、車で1時間ほどの場所にある。

函館市内からも結構距離があるが、ほぼ海沿いのドライブで、青函トンネルの撮影台や記念館等々、観光スポットもいくつかあるので、立ち寄りながら行けるよう感じ。

また、松前城の北、60kmほどのところにある、続日本100名城の一つ、上ノ国勝山館と一緒に攻略するのもおススメのルート。

松前城は別名福山城といい、元々松前氏の居城であった福山館を拡張する形で築城し、1855年に完成した日本における最後期の城郭で、北海道内唯一の日本式の城となっている。

現在は、松前城と近隣の寺町、松前藩屋敷が松前公園として整備され、日本100名城に選定されている他、日本さくら名所100選にも選定されている。

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松前城の歴史

福山館は松前慶広の代、1606年に建設され、松前氏の居城となっていたが、外国船増加による解剖強化のため、江戸幕府が当時の松前藩主、松前崇広に築城を命じ、1855年に完成した。

完成後、松前福山城と呼ばれ、三重櫓、二重櫓、太鼓櫓が建てられ、その後、三の丸に砲台7門、海岸にも33門築造され、海岸防備の体制を整備した。

1868(明治元)年10月、海から土方歳三を指揮官に700名の攻略軍が、旧幕府軍が11月に陸路から松前城を攻撃し、旧幕府軍が兵力差で圧倒し、落城したものの、翌1869(明治2)年4月、新政府軍と松前藩領民が協力し、旧幕府軍を攻撃、松前城の奪還に成功した。

1941(昭和16)年、天守、本丸御門、本丸御門東塀が旧国宝に指定、太平洋戦争の難を逃れたが、1949(昭和24)年に松前町役場の当直室からの出火により、天守と本丸御門東塀を全焼した。

1950(昭和25)年、本丸御門が重要文化財に指定、1961(昭和36)年に天守の再建工事が完成した。天守は鉄筋コンクリート造で内部は松前城資料館として利用している。

再建天守の老朽化を受け、2018(平成30)年に、木造による復元計画を立ち上げ、2035年の完成を目指している。

松前城をリア攻め

松前城を攻略するには、レンタカーが基本になるかと。

最寄りの駐車場は松前城駐車場、他に松前町役場横の駐車場、松前郵便局裏の松前城近隣駐車場、それとちょっと遠いが国道228号線にある、道の駅「北前船松前」の駐車場が利用可能になっている。

いずれも無料だが、桜の花見シーズンは有料になったり、観光バス専用となったりするので注意が必要。

路線バスも利用可能だが、北海道新幹線、木古内駅から1時間30分、函館駅から約3時間となっている。

新函館北斗駅、函館空港からは直通便はなく、一旦函館駅に出る必要がある。

松前城を攻略したのは、2014年9月17日、水曜日。

函館国際ホテルに宿泊し、

朝、レンタカーで出発、道の駅「北前船松前」で昼食に海鮮塩ラーメンを食べ、徒歩で松前城へ。

7〜8分歩くと松前城に到着。

松前城資料館(松前場内)は入場料360円、松前藩屋敷との共通入場券は620円。

このときは天気も良かったものの、平日とあってか観光客も少なく、ほぼ貸切状態。ゆっくり見ることができた。

松前藩屋敷は当時の城下町を再現していて、奉行所、武家屋敷、商家、廻船問屋、番屋等々、当時の雰囲気を味わうことができる。

スタンプと御城印

日本100名城のスタンプは、松前城資料館にあり、御城印も販売している(300円)

松前城資料館の開館時間は9時〜17時で、開館期間は4月10日〜12月10日で、冬期(12月11日〜4月9日)は休館となっているため、注意が必要である。

ただし、冬期休館中、スタンプは松前町役場に保管してあるので、役場の業務時間であれば、役場の方にお願いして押印することができる。

さいごに

当時はまだ、スタンプ帳も持っていないし、城めぐりアプリもダウンロードしていないので、どうしても再訪する必要がある。

五稜郭と志苔館(しのりたて)、上ノ国勝山館と合わせて攻略したい。

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