二本松城と三春城 福島旅行2日目

ドライブ・旅行記
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土湯温泉に一泊して、福島の中通りにある城を攻める旅の2日目、この日は二本松城と三春城を攻めた。

前日の台風のような天気から一変、とても良い天気だ。

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旅行データ

二本松城と三春城
  • 福島旅行2日目
    2023年11月18日(土)

    • 水織音の宿 山水荘 発
    • 二本松城
    • 三春城
    • 三春滝桜
    • 三春ダム
    • 船引三春IC〜磐越道
    • 阿武隈高原SAで昼食
    • 磐越道〜常磐道〜首都高〜帰宅

    走行距離:343km

水織音の宿 山水荘

朝8時に朝食。ビュッフェ形式になっていて、食事を提供している大きなフロアにテーブル席があるが、紫水亭の宿泊客には半個室が用意されていて、ビュッフェの他に決まったおかずが用意されていた。

他にビュッフェでご飯と味噌汁、飲み物、追加で食べたいおかずを持ってくる。

お陰で朝から食べすぎてしまった。

朝食後温泉街を散策。

山水荘のすぐ近くにあった聖徳太子堂に立ち寄る。

604年に聖徳太子の家臣、泰川勝が国府寺建設のため、土湯を訪れた時に聖徳太子自作の御本尊を祀ったと言われているらしい。

本堂の中には聖徳太子像の写真が飾られており、本尊は毎年1月に開帳されるとのこと。

土湯といえばこけし。

荒川をしばし散策して宿に戻る。

二本松城

紫水亭のチェックアウトは11時だが、10頃山水荘を出発、30分ほどで二本松城に到着。

駐車場には沢山の車が止まっており、最初は天気の良い土曜日だからかと思ったが、菊人形展を三の丸で開催しているのが原因らしい。

駐車場はかなり広いがそれでもメインの駐車場はほぼ一杯だった。

まずはにほんまつ城報館に行ってスタンプと御城印をゲットする。

城報館には菊人形が飾ってあったが、モデルは一目瞭然。

綾瀬はるかが大河ドラマ、八重の桜の主役だったからだろう。もしかしたらその時からずっと同じなのだろうか。

城に戻って正門、中に入るために箕輪門に向かう。

手前に二本松少年隊の銅像。

戊辰戦争においては会津藩が16〜17歳の少年たちを白虎隊として参戦させていたのが有名だが、二本松藩においては13歳から参戦させ、多くの犠牲が出たとのこと。

その奥にある箕輪門から城内に入る。

菊人形展のため、迂回して霞ヶ池の方から本丸を目指す。

二本松城は白河小峰城と同じ平山城だが、なだらかで高低差もそれほどない白河小峰城と違い、かなりの高低差と険しさで登っていくのもなかなかハードだが、紅葉がピークを向かえているようで雲ひとつない青空のなか紅葉を楽しみながらのんびり登っていく。

本丸下の南面大石垣は、二本松城の中で一番古い石垣とのことで、野面積みともちょっと違うようだ。

ようやく頂上、本丸跡へ。

安達太良山など360度開けた眺望は一見の価値があると思われる。

前回、2020年に二本松城を攻めたときは雨模様で景色を楽しむことができなかったが、今回は最高の景色を見ることができた。

本丸跡をぐるっと回って、搦手門側へ降りていく。

会津藩の時代、支城だった二本松城にいた二人の城代の館跡、新城館と元宮舘を抜けて、

洗心の滝から、

るり池の脇を通って再び箕輪門から駐車場に戻る。

三春城

二本松城からやはり車で30分程の三春城へ。

三春城の駐車場はお城坂を登っていったところにあるのだが、駐車場が狭く不安だったので、坂の下にある三春町役場の第一駐車場に止めた。

もちろん違法駐車ではなく、観光用の駐車場を兼ねているようで無料で止められる。

役場からすぐのお城坂を登っていく。かなりの急坂だ。

揚土門跡、三之門跡を抜けて本丸跡へ。

土台の跡だろうか。

本丸跡にスタンプ台が設置されている。

天守台跡はかなり小さい。

本丸跡をぐるっと回って搦手門跡へ。

お城坂に戻って駐車場へ。

三春滝桜

三春町役場から約5km、10分ほどのところにある三春滝桜へ。

三春滝桜は季節になると必ずテレビで放映される枝垂れ桜。

日本三大桜に数えられ、1922(大正11)年10月、桜の木としては初めて国の天然記念物に指定されて、昨年で100年を迎えている。

花見の季節は駐車場も遠く、観覧料をとるようだが、流石にこの時期は誰もいない。

いたのはタヌキだけだった。

花も葉もないが立派な木なのはよく分かる。満開の時に見てみたいが多分無理だろう。

三春ダム

やはり10分ほどのところにある三春ダムへ。

三春ダムは1988(昭和63)年完成の重力式コンクリートダムで、堤高65メートル、堤頂長174メートルとなっている。

展望広場にはダムカード風の撮影パネルがある。

ダム脇の資料館でダムカードを頂く。

阿武隈高原SAで昼食

三原ダムから帰路につく。

船引三春ICから磐越道に乗り、すぐの阿武隈高原SAで昼食にすることにした。

時間は15時を過ぎてしまったが、朝食を食べすぎたせいでこんな時間になってしまった。

前日の白河ラーメンに続き、この日は喜多方味噌ラーメン。

喜多方ラーメンも醤油ベースのイメージだが、味噌や塩も普通にあるようだ。

王道の醤油にしようかとも思ったが、前日が醤油だったので味噌をチョイス。

挽肉がたっぷり乗っており、これはこれで美味かった。

さいごに

磐越道から常磐道回りで帰ったが、途中谷和原付近から三郷まで1時間以上との渋滞案内。おそらくはその先の首都高も混んでいるだろうから、谷和原ICで一旦高速を降り、イオンで1時間ぐらい時間を潰してから再び常磐道へ。

その頃には渋滞も解消しておりスムーズに帰ることができた。

滝桜から三春ダムへの道中、道路沿いに枝垂れ桜の木が目立った。

帰ってから調べてみると周辺の桜は滝桜の子孫である可能性が高いそう。ただ、枝垂れ桜はエドヒガンの劣性遺伝だそうで、枝垂れになるのは1割程度らしい。

花見の季節は無理かもしれないが、新緑の季節なら滝桜を見にいけるだろうか。

でもその前に会津若松城と向羽黒山城を攻めて福島県内の100名城、続100名城を制覇したい。

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