動物、お城、鍾乳洞。福島ドライブ

ドライブ・旅行記
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ちょっと遅めの夏休み、前半戦のマクセルアクアパーク品川に続き、後半戦は福島県へ一泊ドライブにでかけてきた。

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ドライブデータ

動物、お城、鍾乳洞。福島ドライブ
  • 1日目
    2022年9月14日(月)

    • 東北道〜安達太良SAで昼食〜二本松IC
    • 東北サファリパーク
    • 山の入ダム
    • 二本松城
    • ダイワロイネットホテル郡山駅前 泊

  • 2日目
    2022年9月15日(火)

    • ダイワロイネットホテル郡山駅前 発
    • あぶくま洞
    • 磐越道〜常磐道〜いわき湯本IC〜三崎公園
    • シーフードレストランメヒコで昼食
    • 常磐道〜帰宅

走行距離:約650km(赤色:1日目、青色:2日目)

安達太良SAで昼食

昼食にはちょっと早かったが高速降りてから食べるところがあるか分からなかったので、二本松ICの手前、安達太良SAで昼食にした。

注文したのは、「あだたらラーメン 煮卵入り」。

さっぱりした醤油ベースのラーメンで、昔ながらの町中華のラーメンと言った感じ。

東北サファリパーク

東北サファリパークは、放し飼いにされた動物たちを自動車から間近で見ることができる動物園。

ライオンやトラ、ヒグマといった肉食動物が見られ、シマウマ、ラマなどの草食動物jには車内から直接エサをあげることができる。東北サファリパークのサイトより

東北サファリパークは、東北道、二本松ICから約10km、車で15分ほどのところにあり、ほぼほぼ一本道で看板もあり、迷うことなく到着した。

自分の車に乗ったままゲートを潜る。

入場料は大人2,900円、子供1,800円、65歳以上のシニアは2,100円で、JAFの会員証を提示すると10%割引になる。

檻に入ったライオンなどがいるゾーンを抜け、サファリレンタカーに乗り換える。

サファリレンタカーを利用する場合は入場料とは別に2,000円がかかり、マイカーで中に入る場合は、音声ガイド使用料として500円かかる。

以前、他のサファリパークでマイカーで中に入ったことがあるが、ものすごく後悔した。絶対にやめたほうが良い。車が傷だらけになる。

サファリレンタカーに乗り換え、ゲートを2つくぐると肉食動物ゾーンに到着する。

このゾーンにはライオンなどがいるが、我々にはまったく興味を示さない。

肉食ゾーンが終わると、今度は最大の恐怖体験ができる、草食動物ゾーンに入る。

すぐに、餌をもらえると思っているヤギやシカ、インパラたちが車を取り囲む。

ドアミラーをかじられたり、インパラの角で突かれたりするので、マイカーで回るのは絶対にやめたほうが良い。

「エサよこせ」感が激しい。

前を走るワゴン車もすっかり取り囲まれている。

係の人に「窓を10センチほど開けてエサをあげてください」と言われるが、怖くてとても開けることはできない。

エサをあげるには入口で千円払ってエサを買わなければならないが、逆にもらいたいぐらいだ。

サファリレンタカーで回るのは、非常に長く感じる草食動物ゾーンまで。

駐車場に戻ってサファリレンタカーを返却し、ウォーキングエリアに向かう。

左に向かって進んでいくと最初に目に入るのはふれあい広場。

こういう時期だからなのか、中に入る人は見当たらず、外にいるポニーを見ている人だけ。

ふれあい広場の先に恐竜館と書いてある建物があったので向かってみると、すでに閉館になっていた。

恐竜館の手前、右脇にはクマが檻に入れられている。

それらをすぎると「アトラクション会場」に到着する。

アトラクション会場ではアザラシ、ペンギン、アシカのショー、他にもサル劇場やフラミンゴショーなどを行う場所があるが、どれも中止になっていた。

ショーはやっていなくてもペンギンやアザラシを見ることはできる。

なぜか犬小屋にいるペンギンたち。

ペンギン、アザラシのコーナーから下っていくとサル劇場、フラミンゴショーのコーナーがあるが、動物たちを見ることはできなかった。

アトラクションコーナーを出て、少し下っていくと「エビスサーキット」の入口がある。

二輪、四輪を問わず、自前の車両で走れるコースのようで、レースも行っているらしい。エビスサーキットのサイトより

いかにも、って車が止まっていたり、園内を駆け抜けていた。

レストランやお土産ショップのある建物を通り過ぎると、ライオンやホワイトタイガーなどがいるコーナーがある。

ホワイトタイガーは檻の直ぐそばにいてくれたので、よく見れたのだが、肉球がハンパない大きさ。

ラクダに乗れるコーナーもあったが、やはり中止になっていた。

一通り楽しんで駐車場に戻り、東北サファリパークを出発する。

山の入ダム

東北サファリパークをでて、来た道を戻り、東北自動車道の少し手前を左に曲がって入っていくと山の入ダムがある。

東北サファリパークから約5.5km、7分ほどの距離。

山の入ダムはかなりこぢんまりしたダムで、別名「あだち湖」。

地域の農業用水を安定供給するために設けられたらしい。

ダムカードをもらおうと管理事務所を覗いてみたところ「道の駅安達」で配布しているとの貼り紙があった。

道の駅安達は山の入ダムから約7km、15分ほど行ったところにあるようだが、次の目的地からだいぶ離れてしまうので、諦めることにした。

道の駅安達でダムカードをもらうには、山の入ダムに行ったことが分かる写真を撮影し、提示することが条件らしい。

二本松城

山の入ダムから二本松城へ。

東北サファリパーク、山の入ダム、どちらからも車で10分ほどの距離にある。

JR東北本線の二本松駅からは1.5kmほど、東北自動車道の二本松ICからも2km弱とアクセスの良いところにある。

二本松城は2007(平成19)年7月に日本100名城に選定されており、現在は霞ヶ城公園として整備されており、公園内の駐車場はいずれも無料になっている。

二本松城は、室町時代の1341年、幕府より奥州探題に命じられた畠山氏が居を構え、7代当主が築城したとのこと。

江戸時代は長く丹羽氏の居城だったが、1868年の戊辰戦争にて新政府軍に攻められ落城、多くの建物が焼失している。

1982(昭和57)年に復元された箕輪門と附櫓、1995(平成7)年に本丸跡地と天守台の石垣が整備されており、当時の面影を残している。二本松観光連盟のサイトより

箕輪門近くの駐車場に車を止め、麓から本丸を目指す。

まず目に入るのは、二本松少年隊の碑。

二本松少年隊とは戊辰戦争で手薄になった攻城戦で駆り出された少年兵たち。

少年隊の左側にある通路を通って箕輪門をくぐる。

公園内は遊歩道が整備されているので歩きやすい。空堀も確認できる。

しばらく登ると本丸跡が見えてきた。

本丸跡にある天守台。

天守台からは市内が一望できる。

すべての遊歩道というわけではないが、所々にウッドチップが敷き詰められており、クッション性が良く脚に優しい。

なんだか競走馬の気分になってくる。

本丸跡から搦手門を通って回ってくると池があり、蓮の花が咲いていた。

二本松城を堪能したあとは、本日の宿、ダイワロイネットホテル郡山駅前へ向かう。

二本松城から約25km、30分ほどの距離。

ダイワロイネットホテル郡山駅前は、その名の通り郡山駅前にあるが、防音がしっかりしているようで、電車や外の音は全く聞こえず、ゆっくり休むことができた。

ホテルの建物内には機械式の駐車場があり、ワンボックスも止められるようになっている。

駐車料金は一泊1,000円だが、雨が降っても濡れずにホテルと駐車場を行き来できるので便利だ。

あぶくま洞

2日目の15日火曜日はあぶくま洞へ。

ダイワロイネットホテル郡山駅前からは約40km、1時間ほどで到着する。

あぶくま洞は、1969(昭和44)年に釜山採石場跡地で発見され、1973(昭和48)年より一般公開された鍾乳洞。

あぶくま洞へは2010年8月にも訪れている。

駐車場はかなり大きく、乗用車は700台ほど止められ無料となっている。

あぶくま洞の見学ルートは2種類あり、一般見学ルートは600メートル、探検コースを含めると合計720メートルになる。福島県田村市のサイトより

一般コースの料金は大人1,200円。入場割引券を印刷して持っていくと大人1,000円。

探検コースに入るときは鍾乳洞内で更に200円を払って進むことになる。

入場券を購入し、中に入っていく。

まるでディズニーランドかUSJのアトラクションのように長い通路を通って鍾乳洞に向かう。

かつてはこんなに並ぶほど混雑したんだろうか。

この日のあぶくま洞の気温は20度ほどとかなり涼しめだったが、鍾乳洞内の気温は一年を通して15度前後とかなり低いので、夏場でもTシャツ一枚だと肌寒く感じる。

この日の鍾乳洞内の気温は13.2度だった。

中に入って鍾乳洞内を探検する。

妖怪の塔。確かに妖怪っぽく見えなくもない。

今回は前回は入らなかった探検コースに進んだ。

一般コースと探検コースの分岐点に窓口があり、そこで200円を払って右側の探検コースに進む。

探検コースはかなり狭く、天井も低いので通り抜けるのも一苦労。

やっとの思いで探検コースを抜け、一般コースに戻る。

再び一般コースを進む。

探検コースは貸切状態だったが、一般コースはそれなりに人がいて、見学中も度々順番待ちになる。

40分ほど鍾乳洞内を見学して出口に到着。

シーフードレストランメヒコで昼食

あぶくま洞を見学したあとは帰路につこうとルート検索する。

意外にも東北自動車道経由より常磐自動車道経由のほうが10kmほど距離が短いので、ナビに従って常磐道に進む。

昼食はどこか適当なサービスエリアで食べようと思ったが、いわきにはメヒコがあることを思い出し、いわき湯本ICで常磐自動車道を降り、小名浜へ向かった。

メヒコは福島県、茨城県を中心に展開するシーフードレストランで、「メヒコといえばカニピラフ」というぐらい、メヒコの名物料理になっている。

今回訪れたのは、小名浜港脇にある三崎公園内のいわきマリンタワー店。

ランチセット1,960円を注文。ランチセットはピラフにサラダ、スープ、ドリンクがついている。

カニピラフは「殻付き」と、

「むき身」が選べる。

殻付きは見た目がいかにもカニピラフって感じでカニの量もむき身になっているより多いのだが、とにかく食べるのが大変。

カニを剥いている間にピラフが冷めてしまう。

ピラフにはしっかりカニの味が染み込んでいるので、むき身を頼めばよいのだが、ついつい殻付きを頼んでしまう。

悪戦苦闘の末、カニピラフを完食し、再び常磐自動車道から帰路についた。

さいごに

ホテルの予約をするときは予報を見て天気の良さそうな地域を選んだのだが、結果的に初日は雨、2日目も曇り、と今一つな天気だった。

二本松城に着いた頃から雨が強くなり、すっかり濡れてしまったが、なかなか見ごたえのある良い城だった。

今度は天気の良い時に、しっかり二本松城を攻めてきたいと思う。

2023.11.18追記
3年ぶりに二本松城を攻めてきた。

今回は菊人形展をやっていてかなりの人でだったが、本丸に向かう人は少なく、天気もとても良くて紅葉も見事。無事リベンジを果たすことができた。

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