ちょっと遅めの夏休み、前半戦のマクセルアクアパーク品川に続き、終盤戦は福島県へ一泊ドライブへ行ってきました。
行ってきたのは2020年9月14日月曜日から15日火曜日の1泊2日です。
今回のルート
今回のルートは以下のとおりです。
- 東北道二本松ICで降り、東北サファリパークへ
- 東北サファリパークから霞ヶ城公園(二本松城)へ
- 霞ヶ城公園から本日の宿泊地、ダイワロイネットホテル郡山駅前へ
- 翌日は一般道であぶくま洞、磐越道で小名浜へ
- 三崎公園にあるメヒコでカニピラフを食べて常磐道で帰宅
走行距離は約650kmでした。

赤色が1日目、青色が2日目です。
安達太良SAのあだたらラーメン
東北サファリパークに付く前に昼食を食べようと、ちょっと時間は早かったのですが、二本松ICの手前にある安達太良SAであだたらラーメン煮卵入りを食べました。
さっぱりとした醤油ベースのラーメンで昔ながらの中華屋さんのラーメンの味わいでした。
東北サファリパーク
東北サファリパークは放し飼いにされた動物たちを自動車から間近で見ることができる動物園です。
ライオンやトラ、ヒグマといった肉食動物、シマウマ、ラマなどの草食動物には社内から直接エサをあげることができます。
東北サファリパークのサイトより
東北サファリパークは、二本松ICから約10km、車で15分ほどのところにあります。
二本松ICの出口から看板が出てますので、まず迷わずにいけるのではないかと思われます。
自分の車のまま、ゲートを潜ります。
ウィキペディアより
入場料は大人2,900円、子供1,800円、65歳上のシニアは2,100円です。
JAFの会員証を提示すると10%割引になります。
他にサファリレンタカーを利用する場合には普通車2,000円が必要です。
マイカーでも入場できますが、その場合は1台につき、音声ガイド使用料500円がかかります。

ならマイカーで良いじゃん
って思いますが、絶対にやめたほうが良いです。車が傷だらけになります。
檻に入ったライオンなどがいるゾーンを抜け、駐車場でレンタカーに乗り換えます。
レンタカーに乗り換え、ゲートを2つくぐると、肉食動物ゾーンです。
このゾーンにはライオンなんかがいますが、全く興味を示しません。
肉食ゾーンが終わると、今度は最大の恐怖体験ができる、草食動物ゾーンです。
何が恐怖かというと、餌をもらえると思っているヤギやシカ、インパラたちが車を取り囲みます。

「餌よこせ!」感が激しいです。
前を走るワゴン車もすっかり取り囲まれています。
係の人に「窓を10センチほど開けて餌をあげてください」と言われるのですが、怖くてとても窓を開けることはできません。

ちなみに餌をあげたい場合は、入口で千円払って餌を購入します。

ドアミラーをかじられたり、インパラの角で突かれたりするので、自家用車で回るのは絶対におススメできません。
非常に長く感じる草食動物ゾーンでレンタカーの移動は終了、駐車場出でレンタカーを返却し、駐車場を取り囲むようにある、ウォーキングエリアを回ります。
左回りに回っていくと最初に目につくのはふれあい広場です。
こういう時期だからなのか、中に入る人は見当たらず、外にいるポニーを見ている人だけでした。
ふれあい広場を左にして正面に恐竜館と書いた建物があるので、向かってみるとすでに閉館になっていました。
恐竜館の手前、右脇にはクマが檻に入れられていました。
それらを過ぎると、アトラクション会場に到着です。
アザラシ、ペンギン、アシカ、サル劇場、フラミンゴショーと盛りだくさんですが、どれも中止になっていました。
この時期、密を避けるため、かもしれませんが、密になるほどお客さんはいませんでした。
ショーはやっていなくても、ペンギンやアザラシは普通に見ることができます。
そして犬小屋にいるペンギンたち。
ペンギン、アザラシのコーナーから下っていくとサル劇場、フラミンゴショーのコーナーがあるのですが、動物たちを見ることができませんでした。
アトラクションコーナーを出て少し下っていくと、「エビスサーキット」の入口があります。
二輪、四輪、問わず自前のもので走れるコースのようで、レースなんかも行っているようです。
エビスサーキットのサイトより
いかにも、って車が停まっていたり、園内を駆け抜けていました。
レストランやお土産ショップのある建物を通り過ぎると、ライオンやホワイトタイガーなどがいるコーナーにたどり着きます。

ホワイトタイガーは檻の直ぐ側にいてくれたので、よく見ることができたのですが、肉球の大きさがハンパないです。
ラクダに乗れるコーナーも有りましたが、やはり中止になっていました。
一通りぐるっと見たあとは、駐車場に戻って、東北サファリパークを出発します。
山の入ダム
東北サファリパークから来た道を戻って、東北自動車道の少し手前を左に曲がって入っていくと山の入ダムがあります。
東北サファリパークから、車で約7分、5.5kmほどの距離です。
山の入ダムは別名「あだち湖」だそうで、地域の農業用水を安定供給するために設けられたもので、かなりこぢんまりとしたダムでした。

流石にダムカードは配布していないかも。
と思いましたが、一応管理事務所を覗いてみたところ、「道の駅安達」で配布しているとの貼り紙がありました。
道の駅安達は山の入ダムから約15分、7kmちょっとのところにあるようなのですが、
次の目的地から大分離れてしまうので、諦めました。

道の駅安達でダムカードをもらうには、山の入ダムに行ったことがわかる写真を撮影し、提示することが条件のようです。
霞ヶ城公園
山の入ダムから、霞ヶ城公園へ向かいました。
霞ヶ城は通称で、正式には二本松城です。
2007(平成19)年7月、日本100名城に選定されています。
東北サファリパーク、山の入ダム、どちらからも車で10分ほどの距離になります。
JR東北本線、二本松駅からは1.5kmほど、東北自動車道、二本松ICからも2kmないぐらいでアクセスはとても良いです。

霞ヶ城公園内にはいくつか駐車場がありますが、いずれも無料です。
二本松城は、室町時代の1341年、幕府より奥州探題に任じられた畠山氏が居を構え、7代当主が二本松城を築いたようです。
江戸時代は長く丹羽氏が居城としていましたが、1868年の戊辰戦争にて新政府軍に攻められ落城、多くの建物が焼失しました。
現在は、1982(昭和57)年に復元された箕輪門、附櫓。1995(平成7)年に本丸跡地、天守台に整備された石垣がその面影を残しています。
二本松城は標高345メートルの「白旗が峰」の麓の居館と、頂上に築かれた城郭からなる平山城ですが、麓の箕輪門から頂上付近の本丸跡地まではかなりの勾配がありますので、脚力に自信のない方は、公園内所々にある駐車場に車を停めながら観光するのが良いと思います。
二本松観光連盟のサイトより
私は箕輪門近くの駐車場に車を停め、麓から本丸を目指しました。
まずは、二本松少年隊の碑

戊辰戦争で手薄になった攻城戦で駆り出された少年兵たちです。
少年隊の左側にある通路を通って箕輪門をくぐります。
園内は遊歩道が整備されているので、徒歩でも十分本丸を目指して登っていくことができます。
途中、昔の通路跡なんかもあったりします。
しばらく登るとようやく、本丸跡が見えてきました。
本丸跡にある天守台です。
天守台からは市内が一望できます。
すべての遊歩道というわけではないのですが、ところどころウッドチップが敷き詰められていてとても脚に優しいです。

ウッドチップコースで調教する競走馬の気分が味わえます。
本丸跡から搦手門を通ってぐるっと回ってくると池があり、蓮の花が咲いていました。
霞ヶ城公園を堪能したあとは、郡山駅前にある、本日の宿、ダイワロイネットホテル郡山駅前へ向かいます。
霞ヶ城公園から郡山駅前までは約25km、渋滞もなく、30分ちょいで到着しました。
ダイワロイネットホテル郡山駅前はその名の通り、郡山駅の目の前にあるのですが、防音がしっかりしているのか、電車や外の音は全く聞こえず、ゆっくり休むことができました。
機械式の駐車場が建物内にあり、ワンボックスも停められます。
駐車料金は一泊1,000円ですが、雨が降っても濡れずにホテルと駐車場を行き来できるので便利です。
あぶくま洞
翌日、9月15日はあぶくま洞に行きました。
あぶくま洞は1969(昭和44年)、釜山採石場跡地で発見され、1973(昭和48)年より一般公開された鍾乳洞です。

あぶくま洞へは2010年の8月にも訪れています。
今回宿泊したホテル、ダイワロイネットホテル郡山駅前からは約40km、1時間ほどで到着します。
自動車の場合は、磐越自動車道、小野ICから約15分、電車の場合は、磐越東線、神保駅からタクシー利用で5分ほど、となります。
駐車場はかなり大きく、乗用車は700台ほど停車可能で無料です。2020年9月現在、改修工事により第1駐車場は観光バス専用、乗用車は第2駐車場に停めることになります。
あぶくま鍾乳洞の見学ルートは2種類あり、一般見学ルートは600メートル、さらに一般見学ルートにプラスした探検コースを進むと計720メートルです。
福島県田村市のサイトより
料金は大人1,200円、探検コースはプラス200円です。

入場割引券を印刷して持っていくと大人1,000円になります。
入場券を購入し、中に入っていきます。
まるでディズニーランドかUSJのアトラクションのように長い通路を通って鍾乳洞に向かいます。
この日のあぶくま洞の気温は20℃ほどとかなり涼しめだったのですが、鍾乳洞内の気温は一年を通して15℃前後とかなり低いので、夏場Tシャツ1枚だと肌寒く感じます。

この日の鍾乳洞内は13.2℃でした。
中に入って鍾乳洞内を堪能します。

確かに妖怪の顔っぽく見えます。
今回は前回入らなかった探検コースに進みました。
一般コースと探検コースの分岐点に窓口があり、そこで200円払って右側の探検コースに入ります。
探検コースはかなり狭く、天井も低いので通り抜けるのも大変です。
やっとの思いで探検コースを抜けて、一般コースに戻りました。
再び一般コースです。

この日は観光客は少なく、探検コースは貸切状態でしたが、一般コースはそれなりに人がいて、見学するのも度々順番待ちになりました。
40分ほど鍾乳洞内を見学して出口に到着です。
あぶくま洞を見学したあとは帰路につこうとルート検索すると、以外にも東北自動車道経由よりも常磐自動車道経由のほうが10kmほど距離が短いので、ナビに従って常磐自動車道で帰ることにしました。
昼食はどこか適当なサービスエリアで食べようと思いましたが、いわきにはメヒコがあることを思い出し、いわき湯本ICで常磐自動車道を降り、小名浜へ向かいました。
シーフードレストランメヒコのカニピラフ
メヒコとは福島県、茨城県を中心に展開するシーフードレストランです。
「メヒコといえばカニピラフ」というぐらい、メヒコの名物料理です。
今回訪れたのは、小名浜港脇のマリンタワーのある、三崎公園内のメヒコいわきマリンタワー店です。
今回はランチセット1,960円を注文しました。
ランチセットはピラフにサラダ、スープ、ドリンクがついたセットです。
カニピラフは「殻付き」と「むき身」が選べます。
私は殻付き、
かみさんはむき身を選びました。
殻付きは見た目がいかにもカニピラフって感じでカニの量もむき身になっているより多いのですが、とにかく食べるのが大変です。
カニ剥いている間にピラフが冷めてしまいます。

ピラフにはしっかりカニの味が染み込んでいますので、どうしても、ということでなければむき身をおススメします。
悪戦苦闘の末、カニピラフを食べたあとは再び常磐自動車道に戻り帰路につきました。
さいごに
平日2日間、予約するときは予報を見て天気の良さそうな地域を選んだのですが、結果的に初日は雨、二日目も曇り、と今一つな天気でした。
霞ヶ城公園では本丸についた頃から雨が強くなり、すっかり濡れてしまいましたが、なかなか見ごたえのある良い場所でした。
今度は天気のときにしっかり二本松城を攻めてきたいと思います。
ブログランキングに参加しています。
↓ご参考になりましたらクリックお願いします↓
コメント