徳島・香川旅行1日目は、四国と言いながら本州に戻って、明石城跡、明石市立天文科学館に行きました。
2日目のメインは「うずしお」です。
2日目のルート
6月5日の月曜日、2日目のルートは以下のとおりです。
- 2日目6月5日(月)
- 洲本城跡
- うずしおクルーズ
- 大鳴門架橋記念館
- 勝瑞城跡・勝瑞館跡
- 徳島城跡(徳島中央公園)
- ダイワロイネット徳島駅前泊
「うずしお」とは
「渦潮(うずしお)」とは、その名の通り、渦を巻いて激しく流れる海水のことです。
潮の流れが早く、干満差が大きい場所で発生しやすい傾向があります。
徳島県鳴門市と淡路島の間の鳴門海峡は、その地形、位置によりうずしおが発生する条件を備えています。
潮の流れが早い
鳴門海峡は、幅が約1.3kmととても狭く、水深が約90mとV字型に深く落ち込んでおり、一気に海水が流れ込みます。
干満差が大きい
鳴門海峡の東側、紀伊水道が満潮になると、その海水が淡路島の北側、明石海峡を回り込み、5~6時間かけて、淡路島の西側、播磨灘に流れ込みます。
播磨灘に流れ込んだ海水により、鳴門海峡の西側が満潮になりますが、東側の紀伊水道は干潮になっており、干満差が生じます。
その干満差は最大で1.5メートルほどになり、播磨灘から紀伊水道へ一気に海水が流れ込むことで、遅い潮流と早い潮流がぶつかり、うずしおが発生します。
鳴門海峡は世界三大潮流の一つと言われており、その潮流は大潮のときに最大、時速20kmと日本一の速さを誇ります。
うずしおを見るには
うずしおを近くで見るには、主に以下の方法があります。
- 展望台から見る
- 橋の上から見る
- 船の上から見る
展望台から見る
展望台は、徳島県側、鳴門市にある、大鳴門橋架橋記念館のそばにある、鳴門山展望台から見ることができます。
展望台へは、「エスカヒル」という長いエスカレーターに乗って向かいます。
エスカレーターの利用料は往復大人400円です。
遠くて迫力は感じられませんが、全体像を見ることができます。
橋の上から見る
正確には橋の上でなく、橋の下になりますが、大鳴門橋の道路の下が歩けるようになっており、高さ45メートルのところから、うずしおを見ることが出来ます。
大鳴門橋架橋記念館、エスカヒルの近くにある、「渦の道」がそれで、入場料は大人510円です
約450メートルの遊歩道を歩いていくと、大鳴門橋の架橋空間を利用した回遊式の展望室があり、足元のガラス窓からうずしおを見ることができます。
高いところが苦手な方だとガラス窓に乗るのは至難の業です。
船の上から見る
鳴門海峡を挟んで、徳島側、淡路島側、いずれからも遊覧船が出航しています。
徳島側は「うずしお観潮船」で、大型船と小型船の2種類。
淡路島側は「うずしおクルーズ」で大型船になります。
ネットで検索したら「うずしおクルーズ」が出てきたので、そのまま予約してしまいました。
徳島側出発のほうが距離が近いようで乗船時間は約30分、淡路島側出発は約1時間の乗船となります。
「うずしおクルーズ」は、淡路島の福良港にある、「道の駅ふくら」から乗船することができます。
私が乗った6月5日、月曜日は「おおうず」の日で、「うずしお期待度◎」でしたが、予約しなくても乗れたようでした。
うずしおクルーズは咸臨丸と日本丸の2隻があり、咸臨丸のほうが新しいようです。
私が乗った10時50分発は咸臨丸でした。
湾内を航行している間は割と穏やかでしたが、福良湾をでると揺れが激しくなり、うずしおが発生している鳴門大橋の辺りに来ると、
こんな傾いて大丈夫なの?
というぐらい傾いて航行していました。
ですが、流石に「大うず」+「大しお」の日だけあって、うずしおをたっぷり見ることができました。
写真だと分かりづらいですが、播磨灘と紀伊水道の段差も、はっきりと見ることができました。
さいごに
うずしおの全体像を見るなら展望台から、迫力を感じたいなら船から、その両方を手軽に楽しみたいなら、橋からがおススメです。
ただ、せっかくなら全部を体験したほうが良いと思います。
長くなりましたので、続きます。
次回は、2日目に攻略した城の記事になります。
コメント