東京も10月から「Gotoトラベルキャンペーン」が解禁。
うまく年休が取得できたので、キャンペーンを利用して京都と姫路城に行ってきた。
初日は貴船神社と鞍馬山、2日目は平等院鳳凰堂と伏見稲荷大社、最終日の3日目は姫路城と回ってきた。
旅行データ
- 1日目2020年10月15日(木)
- 東京駅8:30〜京都駅10:44 のぞみ17号
- 京都駅「京カレーうどん 味味香」で昼食
- 京阪電車「七条駅」〜叡山電車「出町柳駅」〜バス「市原駅」〜「貴船口」
- 貴船神社
- 鞍馬山登山道〜鞍馬寺
- ケーブルカー〜バス「鞍馬」〜烏丸線「北大路駅」〜「京都駅」
- 「青天家 錦」で夕食
- ホテル日航プリンセス京都 泊
今回は新幹線を利用した。
車だとざっと片道7時間。新幹線だと自宅から4時間弱とその差3時間。往復で6時間の差はやはり大きい。
また、今回は東京〜京都間、京都〜姫路間、姫路〜東京間とすべてグリーン車を利用した。
普通指定席が結構混んでいたのもあるが、スマートEXの早割を利用すると通常の普通席料金並の金額でグリーン車が利用できる。
例えば、東京〜京都間ののぞみだと、普通料金は乗車券込みで14,170円だが、早割だと14,120円でグリーン車に乗れる。
また、スマートEXの場合、モバイルSuicaやPASMOで乗車できるので、切符を受け取る手間や切符をなくすリスクがない。
GoToトラベルキャンペーン
もちろん、GoToトラベルキャンペーンもバッチリ利用した。
今回宿泊したのは2泊とも「ホテル日航プリンセス京都」。
地下鉄烏山線の四条駅から400メートル、市内観光や夜の食事に便利な場所にある。
烏丸通りから1本中に入るので、周りも静か。
楽天トラベルだとGoToトラベルにより宿泊代35%割引、15%相当の商品券の他、楽天独自の割引クーポンがあり、更にお安く宿泊することができた。
いざ出発
東京駅8時30分発ののぞみ17号に乗る。
この時間、以前なら出張のサラリーマンと観光客とでごった返しているが、心なしか人が少ない。
新幹線の中でぐっすり眠るため、檸檬堂で乾杯。
定刻通り10時44分に京都駅に到着。
荷物をコインロッカーに預けて、京都駅の地下街ポルタで早めの昼食を食べることにした。
ポルタには「ポルタ・ダイニング」という飲食店街があり、30店以上の飲食店の中から選ぶことができる。
京カレーうどん 味味香
11時ちょっと前にポルタ・ダイニングに到着し、営業前の店舗の中から選んだのが「京カレーうどん 味味香」。
注文したのは「鶏肉カレーうどん」880円。
当然、食事のお供にビール。電車旅行の醍醐味を満喫する。
貴船神社
ポルタ・ダイニングで食事をしたあとは、腹ごなしに徒歩で京阪電車「七条駅」へ。
京都駅から七条駅までは約1km、徒歩で15分ほど。
七条駅からは京阪電車の特急を利用して出町柳駅まで約8分。
出町駅からは叡山電車に乗り換える。
本来であれば、この叡山電車で終点の鞍馬駅、もしくは手前の貴船口駅から貴船神社を目指すのだが、2020年10月現在、大雨による土砂崩れの影響により、市原駅ー蔵馬駅間が運休となっているので、市原駅で叡山電車を下り、バスに乗り換える。
バスに乗ってようやくたどり着いた貴船口駅もこの様に閉鎖されている。
貴船口駅から貴船神社の近くまでバスが通っているが、天気も良いので、約2km、30分ほどの距離を貴船川沿いに歩くことにした。
川床で有名な貴船川を右側に見ながら歩いていく。
川床は基本的に5月から9月まで楽しめるようで、今回はもうシーズンオフになっていた。
川底まで浅く、川のところどころに床を設置するための土台が設置されていた。
景色を楽しみながら歩くこと30分、ようやく貴船神社に到着。
京都の貴船神社は全国に約450社ある貴船神社の総本社で、地名は「きぶね」と濁るそうだが、神社は水神であることから濁らず「きふね」と読むらしい。
境内は「本宮」「結社(中宮)」「奥宮」に分かれており、縁結びのパワースポットとしてとても人気がある。
この日は平日ということもあってそれほど混雑していなかったが、それなりに観光客がいた。
今から13年前、2007年4月に訪れたときはほとんど観光客はいなかったが、いつからこんなに混むようになったのだろう。
水につけると字が浮かぶ「水占おみくじ」も人気。
中宮にある天の磐船。
「天の磐船」は、貴船の山奥で発見された船形の自然石とのこと。
奥宮の御船形石。
貴船神社は、本宮には「石庭」、中宮には「天の磐船」、奥宮には「御船形石」とそれぞれの社に船の形をした石が揃っている。
貴船神社のお土産
この日はとても天気が良く、雲ひとつない青空で坂や階段を登っているうちにすっかり汗をかいてしまった。
1日1枚、計3枚のハンカチを持っていたのだが、大量の汗で翌日分を使ってしまったので、「きふね」の字がデザインされているタオルハンカチを購入。
1枚600円。きっと使うたびに思い出すことだろう。
鞍馬山
貴船神社の本宮の入口の手前にある貴船川の橋を渡ると、鞍馬山の登山口がある。
鞍馬山登山道は、貴船神社側の入口から鞍馬駅までは約90分ほどで、ちょうど真ん中辺りに鞍馬寺がある。
ゆっくり見ても2時間ほどのコースになっている。
鞍馬駅からは整備された参道でほぼ階段、一部ケーブルカーも利用できるが、貴船神社から鞍馬寺まではほぼ山道。
かなりハードな山道で、革靴やパンプスはもちろんNG。最低スニーカー、できれば登山靴がおススメ。
だいたいこんな感じの山道を登っていく。
ひたすらきつい山道を登ってたどり着いたのが「奥の院 魔王殿」。
鞍馬山最高の聖地と呼ばれているところらしいのだが、貴船神社側からも鞍馬寺側からも道が険しいので、寄らずに帰る人も多いそうだが、訪れるだけの価値はあると思う。
魔王殿の先にあるのが、不動堂、別名義経堂。
牛若丸義経が修行したとも言われる木の根道。
これは、この辺一帯の砂岩がマグマによって硬化し、根が地下に伸びることができなくなったために起こった現象らしい。
霊宝殿の手前にある「息つぎの水」。
ここまで来ると山道もだいぶ緩やかになり、ようやく本殿金堂に到着する。
一見狛犬のように見えたが、よく見ると寅だった。
寅は御本尊の一つ、毘沙門天の使いである神獣と言われており、鞍馬山に毘沙門天が修験したのが「寅の月」「寅の日」「寅の刻」だったことから、寅が大切にされているそう。
参道を下って、
ケーブルカーに乗る。
鞍馬寺のケーブルカーは片道、大人200円。
距離は207メートル、高低差90メートル、勾配は約50%にもなる。
ケーブルカーを降りてから再び参道を下っていくと叡山電車、鞍馬山付近に出る。
鞍馬寺のサイトより
鞍馬駅近くのバス停からバスに乗り、烏丸線、北大路駅から地下鉄で一旦京都駅に出て、コインロッカーから荷物を受け取り、再び、烏丸線で四条駅へ。
四条駅から、今回の宿である「ホテル日航プリンセス京都」に向う。
今回はGotoトラベルキャンペーンを利用してちょっと良い部屋にしたので、ゆったりすることができた。
さいごに
夕食はホテルから徒歩5分ぐらいのところにあった「青天家 錦」で食べ、早めにホテルに戻って翌日に備えることにした。
2021年2月9日追記
「青天家 錦」は閉店してしまったらしい。やはりコロナの影響なんだろうか。
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