【城を巡る旅】弘前城(青森県弘前市)

城を巡る旅
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弘前城は、青森県弘前市にあり、弘前駅から約3km、車で10分ほど、青森空港からは約30km、車で1時間弱の場所にある。

現存天守12城の一つで、日本100名城にも選定されている。

弘前城は津軽平野に位置し、本丸、二の丸、三の丸、四の丸、北の郭、西の郭の6郭から構成された平山城である。

江戸時代は弘前藩津軽氏4万7千石の居城で、現在は、城郭の全容がほぼ原型をとどめ、天守の他、8棟の建築物が現存する。

天守付近の石垣の膨らみや、天守の傾きが確認されたため、天守を曳家で移動させ、石垣の修理を行っている。

工事の完了予定は2025年。「天守が天守台にない」貴重な姿を見られるのもあと僅かだ。

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弘前城の歴史

津軽為信が関ヶ原の戦いで東軍につき、4万7千石の弘前藩が成立。1611年に鷹岡城(現在の弘前城の場所)が完成する。

1627年、落雷により天守が炎上、内部の火薬に引火し爆発、天守、本丸御殿、櫓などを焼失し、以後200年近く天守のない時代が続いたが、1628年、鷹岡城から弘前城に改称、1810年、9代藩主津軽寧親(つがるやすちか)により現在の天守が築城された。

1873(明治6)年、廃城令発布により廃城処分となり、本丸御殿等が取り壊され、1895(明治28)年、弘前公園として一般開放され、1937(昭和12)年、現存建造物8棟が旧国宝に指定、1950(昭和25)年、重要文化財に指定、2006(平成18)年、日本100名城に選定されている。

弘前城をリア攻め

弘前城は、2回攻略しており、1回目は2016年3月5日の土曜日。

2回目は2020年2月9日の日曜日。

1回目はレンタカー、2回目は青森駅からJRを利用して移動した。青森駅から特急や快速だと35分、各駅だと1時間ほど。

レンタカーを利用する場合は、弘前城の南側、追手門の近くにある、弘前私立観光駐車場を利用するのが便利。料金は最初の1時間無料、以降30分毎に100円、最大1,000円で利用できる。

駐車場のある場所には、ねぷたを展示している弘前市立観光館、

明治時代に建設、一般公開されている青森銀行記念館(旧第五十九銀行本店本館)も近くにあるので、弘前市内の観光拠点として便利な駐車場だ。

弘前城の入場料は大人320円。天守のある本丸と北の郭が有料区域となるが、入れるのは通常期(4月1日〜11月23日)で、冬期(11月24日〜3月31日)は天守の中に入ることはできない。

弘前城は4月の中〜下旬になると、東京でも毎年ニュースになるほど桜の名所だが、天守に入れない冬場だとそれほど人も多くなく、ゆっくり見ることができる。

本丸からは岩木山の絶景を見ることができるが、本丸から弘前城と岩木山を一緒にカメラに収めることができるのは、曳家で移動している今だけなので必見の価値がある。

2020年2月に行ったときは、ちょうど「雪燈籠まつり」をやっていて、雪で作った燈篭や歴史的建造物をかたどった雪像も展示されていた。

タクシーの乗降場のある追手門から城内へ。

さすが降雪量1位。雪しかない。

堀も凍り、桜も雪まみれ。

城内にいる間中、雪が降り続き、軽く遭難しかけた。やはり雪を甘く見てはいけないが、この風景はこの季節しか見ることができない。

スタンプと御城印

日本100名城のスタンプは、城内の弘前城情報資料館にある。御城印は季節によって販売場所が異なり、通常期(4月1日〜11月23日)は弘前城天守内、冬期(11月24日〜3月31日)は、弘前城情報資料館で1枚300円で販売している。

さいごに

こうやって振り返ると弘前城は冬にしか行ってないので、天守の中に入ったことがない。

通常期に天守を攻略して、スタンプと御城印をゲットしようと思う。

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