かねてからの念願だった西沢渓谷を攻略してきた。
西沢渓谷は、山梨県内を流れる笛吹川の上流にあり、埼玉県奥秩父と山梨県を結ぶ雁坂トンネルの出口付近にある。
滝や淵が連続して続く、関東屈指の景勝地でトレッキングコースが整備されているが、そのコース一周の距離が約10km。一周するのに4時間以上を要すコースで、東京から日帰りもできなくはないが、日帰りする勇気がなく、二の足を踏んでいた。
今回、意を決して(?)一泊二日で攻略することにした。
旅行データ
- 1日目2019年9月20日(金)
- 中央道〜勝沼IC
- 道の駅「みとみ」で昼食
- 西沢渓谷
- 石和温泉 富士野屋夕亭 泊
- 2日目2019年9月21日(土)
- 富士野屋夕亭
- 一宮御坂IC〜中央道〜帰宅
道の駅「みとみ」で昼食
勝沼ICで高速を降り、西沢渓谷へ。西沢渓谷の入口手前にある道の駅みとみで早めの昼食を撮ることにした。
ここで食べるのはいつも、いのぶたラーメン。
特になんということはない醤油ベースのラーメンなのだが、いのぶたのチャーシューを食べられるところを他に知らないので、立ち寄ったときにはつい、食べてしまう。
西沢渓谷を散策
道の駅みとみで昼食を食べ、飲料を確保したところで西沢渓谷に向かう。
何と言っても、約10kmのトレッキングコース。どんなに気候が良くても飲料は必要だ。
西沢渓谷のトレッキングコース。
休憩なしで回ると最短3時間30分とのこと。実際の所要4時間半から5時間ぐらい見ていたほうが安全だ。
- Check1西沢渓谷入口30分
- Check2西沢山荘20分
- Check3三重の滝10分
- Check4人面洞10分
- Check5竜神の滝5分
- Check6恋糸の滝5分
- Check7貞泉の滝5分
- Check8母胎淵25分
- Check9七ツ釜五段の滝5分
- Check10不動滝15分
- Check11旧森林軌道35分
- Check12大久保沢30分
- Check13ネトリ大橋20分
- Check1西沢渓谷入口
コースの詳細は山梨県観光協会が発行しているパンフレットが参考になる。
コースはかなり狭いので、基本反時計回りの一方通行だが、強制ではなく推奨なので、時折すれ違いに難儀することがある。
東沢渓谷に向かう吊橋や、日本の滝百選の一つ、七ツ釜五段の滝の他、大小様々な滝を見物することができる。
富士野屋夕亭
西沢渓谷を楽しんだあとは、今日の宿、石和温泉にある富士野屋夕亭にむかう。
西沢渓谷から石和温泉街までは約30km、40分ほどの距離。山歩きの疲れを癒やす温泉地として最適な場所だ。
露天風呂付の客室、客室での夕食のプランを選択したので気兼ねなく楽しむことができる。
2023.10.11追記
富士野屋夕亭は現在、「シャトレーゼホテル 旅館 富士野屋」として営業している。
さいごに
翌朝、のんびり朝食を食べ、一宮御坂ICから帰路についた。
これでようやく悲願(?)を達成することができた。
トレッキングコースとして整備されているとはいえ、岩肌にへばりつきながら進むような場所もあり、かなりの体力、脚力が必要だった。
これも毎日の電車+徒歩通勤で鍛えたおかげかも知れない。
まだ元気なうちに行くことができて本当に良かった。
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