ブログを再開することにした。
以前は何年もMovable Typeを利用してきたが、今回「書いておく.com」を立ち上げる際は、せっかくなのでWordPressを利用してみようと、実験的にいくつかの無料テーマを試してみた。
その中で見つけたのがCocoon。
最初のうちは、「なんだMovable Typeとそう変わらないじゃないか。MTもバージョン7になって同じことが出来るぞ」と思っていたが、使っているうちにどんどんどんどん便利な機能を発見して、もうすっかりMovable Typeに戻れない体になっていた。
Movable Typeのテーマ、「RIMO」を使うと、かなりWordPressみたいな見た目とウィジェットなどが用意されているが、それでも自分でcssをいじったり、ウィジェットを作ったりとしないといけないのでなかなか大変。
それに比べてCocoonは、例えば吹き出しとかボタンとか、見栄えのよいリンクが貼れる「ブログカード」とか、広告を好きなところに貼り付けるとか、本当に簡単にできてしまう。
WordPressを選んだ理由
あくまで以前使用していたMovable Typeとの比較になるが、主な理由は以下の通り。
- 導入、運用が簡単
- 利用者が多いため、情報を得られやすい
- 再構築に時間がかからない
- HTMLやCSSの知識をそれほど必要としない
導入、運用が簡単
利用するサーバーにもよると思うが、サーバー設定画面から簡単にWordPressをインストールすることができる。
Movable Typeを利用していた頃はMySQL(データベース)のインストールや設定が必要だったが、そんな必要もない。
運用も面倒なことは特になく、導入したテーマやプラグインのアップデートをこまめに行う程度で済む。
利用者が多いため、情報を得られやすい
Movable Typeを利用していた2002~3年頃には「ブログと言えばMovable Type」で、書籍も多く発売され、ネットで多くの情報を得られたが、無償利用に対する制限が強化された頃からWordPressにシェアを奪われていったように記憶している。
今では、個人利用では圧倒的にWordPressで、Movable Typeのカスタマイズ方法を探すのが大変になっている。
再構築に時間がかからない
Movable Typeで厄介だったのが再構築。
サイトをカスタマイズするとそのたびに再構築という作業が必要で、記事数が多くなってデータベースが大きくなるのに比例して、再構築にかかる時間が長くなる。
再構築ボタンをクリックして、終わるのをひたすら待つだけだが、とてつもなく長く、ときにはエラーが発生して、また再構築が必要なケースが発生する。
一方、WordPressはサイトへのアクセスがあったときにベージが生成される動的生成のため、表示に時間がかかるというデメリットがあったが、テーマやプラグインのおかげでだいぶ解消されたのもWordPressのシェアが増加した一因ではなかろうか。
HTMLやCSSの知識をそれほど必要としない
Movable Typeにもテーマ(テンプレート)は色々用意されており、無償で利用できるのも多数あったが、例えば、色を変える等、なんかしらのカスタマイズをしようとするとHTMLやCSSに関する相当な知識が必要で、頻繁にバックアップをとっておかないと、最悪なんにも表示されなくなる恐れもあるなど、無茶苦茶苦労した。
WordPressだと、自分の望む機能を持ったテーマに出会えれば、それほど知識を必要としないでカスタマイズが可能だと思う。
さいごに
約10年ぶりにブログを復活させることになったが、心機一転、WordPressとCocoonを利用して、いろんなことを「書いておく」場所にしたい。
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