私は過去何年もMovable Typeを利用してきました。
今回「書いておく.com」を立ち上げる際はせっかくなのでWordPressを利用してみようと、実験的にいくつかの無料テーマを試してみました。
その中で見つけたのがCocoonです。
最初のうちは、「なんだMovable Typeとそう変わらないじゃないか。MTもバージョン7になって同じことが出来るぞ」と思っていたのですが、使っているうちにどんどんどんどん便利な機能を発見して、もうすっかりMovable Typeに戻れない体になっていました。
Movable Typeのテーマ、「RIMO」を使うと、かなりWordPressみたいな見た目とウィジェットなどが用意されているのですが、それでも自分でcssをいじったり、ウィジェットを作ったりとしないといけないのでなかなか大変です。
それに比べてCocoonは、例えば吹き出しとかボタンとか、見栄えのよいリンクが貼れる「ブログカード」とか、広告を好きなところに貼り付けるとか、本当に簡単にできちゃうんです。

吹き出しをドロップダウンリストから選んで文字を入力するだけです。
自分の覚書のためにもCocoonでできる便利な機能を「書いておく」ことにします。
(もしかしたらWordPressの機能も含まれているかもしれませんがご容赦ください)
サイト全体の設定
favicon.icoの設置
・512px×512pxの画像を用意します。
・管理画面より「外観」「カスタマイズ」「サイト基本情報」にて「画像を選択」をクリックし、画像をアップロードして完了です。
記事作成に便利な機能
Cocoonでは記事を執筆するときに「こういうこと出来たらいいな」って思う便利機能がかなり備わっています。
そのうちの一部ですが、エディター画面において便利な機能を「書いておく」ことにします。
ブログカード
通常、記事内にリンクを表示するには、エディターのリンク機能を使用することになると思いますが、Cocoonでは、記事内にURLを書くだけでブログカードが出来上がります。
サイト内リンクの場合は直接移動

外部サイトへのリンクの場合はデフォルトで新しいタブで表示されます。

ブログカードの設定変更
「Cocoon設定」→「ブログカード」タブにより、内部ブログカード、外部ブログカードそれぞれの設定ができます。
ショートコード
ショートコードとはWordPressの基本的な機能の一つであらかじめfunction.phpに記述した関数をブランケット内にコードを入力して呼び出せる便利な機能です(こんな感じです: [shortcode ] )。
Cocoonでは便利なショートコードがたくさんありますので使わない手はありません。
とても便利なもの、よく使うものでも結構な数がありますので、以下のページにまとめておきます。
「スタイル」リスト
エディター内のメニュー「スタイル」のドロップダウンリストより選択することで簡単に文章を装飾することができます。
インライン・マーカー・フォントサイズ
太字、赤字、アンダーライン、マーカー、アンダーラインマーカーの他、キーボードキーまで用意されています。
こんな感じです。
貼付のショートカットはCtrl+Vです。
フォントサイズも任意の箇所を変更できます。
ボックス
これも多彩なボックスが用意されており、用途に応じて色々使用することができます。
バッジ
文章の目印としてバッジのスタイルが用意されています。
こんな感じで、おススメ記事を目立たせたりするのに使えるかと。
囲みボタン
リンクをボタン表示に目立たせるのに最適だと思います。
大きさは大、中、小、3種類、色は18種類と豊富です。
先に「<a harf=>」でリンクを作成し、そのリンクに対して「スタイル」から「囲みボタン」を指定します。
ボタン
囲みボタンと同じ使い方になると思いますが、こちらは「href」や「target」といった属性を別途入力する必要があります。
これだけの便利機能が備わっていて、無料で公開してるなんて本当スバラシイ!!
これからもありがたく使わせていただきます。

コメント