29年目にオープン入りを果たしたサンヨンとサンロク。
節目の30年目は重賞制覇、できればG1制覇に期待がかかる。
サンヨンの成績
「マインドフルネス×パイロ」の通算7勝馬イチロクの産駒、サンヨンは5歳になる牧場開設30年目にG3中山牝馬Sを勝利、秋にはG2オールカマーを制した。
中山牝馬Sの勝利により牧場通算重賞10勝目となった。
6歳時に通算32戦6勝で引退、繁殖牝馬とし、7頭の産駒が誕生、その中から更に重賞馬が誕生し、マインドフルネスの血筋はまだまだ続いていくことになった。
サンロクの成績
3歳までに5勝をあげたイチニ×ロードカナロアのサンロクは、4歳となる牧場開設30年目にG3エプソムカップ、小倉記念を勝利後、G2富士Sを勝利。
翌5歳時にはG2マイラーズカップ、G3CBC賞を勝利し、母イチニ同様、重賞5勝をあげた。
だが、G1には手が届かず、6歳時に35戦10勝、収得賞金1億9100万円、総賞金4億6570万円で引退することになった。
スカイシルビアを購入
サンヨン、サンロクなどの活躍により地道に賞金を積み上げ、牧場開設31年目の繁殖牝馬セールで、ついに超高額のスカイシルビアを購入することができた。
その額なんと4億6200万円!
スカイシルビアは父Silver Hawk、母Boubskaia、母父Niniskiの血統、モデルはシルヴァースカヤ。
シルヴァースカヤはアメリカで生まれ、フランスで競争生活を送り、2400メートルのG3を2勝、バゴが勝利した2004年の凱旋門賞にも出走したが、8着に破れ繁殖牝馬になった。
ヨーロッパで3頭の産駒を出産の後、ノーザンファームにより日本に導入、代表馬はディープインパクト産駒のシルバーステート。
シルバーステートは5戦4勝、2度の屈腱炎で引退を余儀なくされたが、勝利した4戦はノーステッキの楽勝、全5戦でコンビを組んだ福永祐一騎手に「能力はダントツ」と言わしめたほどで、その能力を買われ種牡馬入りしている。
シルバーステートの登場で、シルヴァースカヤの繁殖牝馬としての評価が高まり、その後の産駒はセレクトセールで高額取引されている。
ダビスタに話しを戻すと、「かなりの良血」、「スピードタイプ」のコメント通り、その能力、特にスピードは高く、ゲーム内でトップクラスの繁殖牝馬だ。
スカイシルビアの産駒成績
6歳で購入したスカイシルビアは、13歳までに7頭の産駒が誕生した。
残念ながら一度もディープインパクトを種付けすることができず、シルバーステートを再現することはできなかったが、面白配合となるアグネスデジタル、エンパイアメーカーを中心に種付け。
他はスピードを強化しようと、ダイワメジャーやロードカナロアなども種付けしてみた。
7頭の競走成績。
産駒名 | 性別 | 種牡馬 | 成績 | 総賞金 |
ヨンゴ | 牝 | ダイワメジャー | 45戦4勝 | 1億6980万円 |
ヨンキュウ | 牝 | アグネスデジタル | 40戦4勝 | 1億227万円 |
ゴイチ | 牝 | アグネスデジタル | 33戦4勝 | 9112万円 |
ゴニ | 牡 | アグネスデジタル | 15戦2勝 | 2750万円 |
ゴロク | 牝 | ロードカナロア | 19戦3勝 | 6930万円 |
ロクゼロ | 牝 | キズナ | 23戦3勝 | 9482万円 |
ロクイチ | 牡 | エンパイアメーカー | 25戦3勝 | 8120万円 |
結果は…
なんと!7頭全てG1どころか、重賞すら勝つことができなかった。
唯一、ダイワメジャー産駒のヨンゴが中京2歳S、米子S、福島民報杯とオープン3勝、G2弥生賞で2着するなど、重賞制覇まであと一歩だったが、期待が大きかっただけにショックもひとしおだった。
さいごに
牝馬5頭のうち、ヨンゴ、ゴイチ、ゴロクの3頭を繁殖牝馬にしたので、せめてその子どもたちに頑張って欲しいところ。
その後もG1制覇を目指して高額牝馬を購入している。
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