南房総は関東要衝の地として数多くの城が存在していたようですが、どれも取り壊されてしまいました。
その後天守が再建、模擬天守を建造している3つの城、館山城、大多喜城、久留里城の3城をめぐるコースと近隣の道の駅をご紹介したいと思います。
走行ルート
都心から高速に乗り、レインボーブリッジ、アクアラインを通り、館山自動車道で一気に終点の冨浦ICへ。
冨浦ICからは一般道で館山城、館山城からは海沿いを目指して南房フラワーラインを通り、鴨川の先から北上して大多喜城へ。
大多喜城からは西に向かって久留里城、久留里城からは久留里線沿いを走って、外環道木更津東ICから高速で都心に戻るルートです。
走行距離は約300km。観光しながら一日たっぷり楽しめるルートです。
館山城
館山城は1580(天正8)年に里見氏によって築城された城で1614(慶長19)年に館山藩取り潰しの際、廃城となったそうです。
1982(昭和57)年、丸山城を模して模擬天守を建設、館山市立博物館分館として利用され、周辺は城山公園となっています。
桜や紅葉の季節には多くの観光客が訪れる観光名所となっています。
館山城に立ち寄る前の休憩スポット
道の駅「富楽里とみやま」
「富楽里とみやま」はハイウェイオアシス富楽里」として、館山道からも一般道からもアクセスできる道の駅です。
道の駅「とみうら枇杷倶楽部」
館山道の終点、冨浦ICを降りて館山城とは反対側になりますが、ほどなく道の駅「とみうら枇杷倶楽部」があります。
館山城周辺の観光スポット
大房岬(たいぶさみさき)の要塞群
道の駅「とみうら枇杷倶楽部」からさらに西に10分ほど向かうと大房岬があります。
大房岬は、江戸時代から首都防衛のために重要な役割を果たしてきており、大日本帝国陸軍は1928(昭和3)年から4年の歳月をかけ、要塞化しました。
館山城から大多喜城までの観光スポット
館山城からは海沿いのコースを選択すると、道の駅や観光スポットが点在しています。
漁港食堂だいぼ
伊戸漁港にある、いつも多くの観光客で賑わう食堂です。
観光バスツアーにも組み込まれているようです。
私も過去何度か立ち寄りました。
道の駅「南房パラダイス」
房総フラワーラインにある道の駅「南房パラダイス」。
「アロハガーデンたてやま」という動植物園を併設しており、長さ300メートルの連続温室、高さ20メートルの大温室などがあり、ハワイアン感満載です。
私はここでクラブハーレーの撮影会に参加しました。
道の駅「白浜野島崎」
南房総最南端の小ぢんまりとした道の駅です。
野島崎
野島崎は房総半島最南端に位置する岬で白浜野島崎公園として整備されています。
道の駅「ちくら潮風王国」
道の駅「ちくら潮風王国」は比較的大きな道の駅でレストランや大型直売所を備えており、週末は多くの人で賑わっています。
道の駅「ローズマリー公園」
道の駅「ローズマリー公園」は欧州的な雰囲気を意識した庭園として整備されている道の駅です。
道の駅「和田浦WA・O!」
道の駅「和田浦WA・O!」は比較的新しい道の駅で何と「南房総市8か所目」となる道の駅です。
「クジラ」がテーマの道の駅で全長26メートルの巨大骨格標本が敷地内にありました。
道の駅「鴨川オーシャンパーク」
道の駅「鴨川オーシャンパーク」はサザエをイメージした建物が特徴の道の駅です。
大多喜城
鴨川を過ぎ、安房小湊駅を過ぎたところから北上し、上総中野駅を過ぎて大多喜町市街地の高台にあるのが大多喜城です。
1975(昭和50)年に天保13年模写の三層天守絵図や江戸時代の一般的な天守を参考に推定復元を行って建築したものです。
道の駅「たけゆらの里おおたき」
道の駅「たけゆらの里おおたき」は大多喜城の手前にある比較的小さな道の駅です。
養老渓谷
大多喜城から久留里城に向かう途中、ちょっと寄り道すると養老渓谷があります。
紅葉の季節は周辺が大渋滞になりますが、それ以外はそれほどでもないですが、やはり休日は多くの観光客が訪れます。
久留里城
大多喜城から東に向かって走り、市街地に入ったところの高台にあるのが久留里城です。
1955(昭和30)年に城山公園として整備し、1979(昭和54)年、浜松城の模擬天守をモデルとして建設しました。
久留里城を出るとあとは市街地を抜け、木更津東ICから圏央道、アクアラインを通って東京に戻るルートになります。
海ほたるから見た富士山
今回のコースを満喫すると帰りの海ほたるではすっかり夕暮れ。
時間によっては日没に浮かび上がる富士山を見ることができます。
いかがでしたでしょうか。
多分今回紹介したところをすべて回ると1日では難しいと思います。
3か所の城跡をメインに所々休憩してもたっぷりと楽しむことができるのではないでしょうか。
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