最近、YouTubeでまだ行ったことのない城や神社仏閣を見るのがマイブームになっているが、その中の一つに布引観音なる懸造りの建造物があるのを発見した。
場所は長野県小諸市。東京からは関越自動車道から上信越自動車道経由で180km。十分日帰りが可能な距離なので、9月6日の土曜日に出かけてきた。

上信越自動車道、小諸ICで降り、約6km、10分ほどでふもとの駐車場に到着。

駐車場は狭く、10台止めるのは厳しいくらい。着いた時には満車だったが、丁度1台出て行ったので停められることができた。
布引観音は、布引山釈尊寺にある観音堂。
駐車場から参道を登っていく。

この日はとても良い天気で気温も高かったが、さすが長野県、木陰は涼しい。

東京ではすっかり居なくなったセミが元気に鳴いていた。
なんでも善光寺からつながっていて、善光寺が火事になった時にこの穴か煙が出たらしい。

参道途中にある仁王門の裏側から観音像を望む。
夏真盛りのせいか、木々が元気で懸造りの全貌は見ることができなかった。
ようやく観音堂が近づいてきた。やはり木々が茂っていて全貌は確認できない。

手掘りと思われるトンネルを抜け、


ようやく観音堂へ。

本堂の裏手に回る。
御朱印希望者は箱の中にお金を入れていただくようだ。

無人で大丈夫かと思ったが、猫が見張りをしていた。

布引観音を堪能した後は、ちょっと足を延ばして、上田市にある真田氏本城跡へ。

真田氏本城は、1585年に真田昌幸が上田城を築城するまで真田氏3代に渡り本拠地とした城で、別名松尾城。
本当は付近を散策したかったのだが、土曜日の昼間だというのに誰もいないし「熊に注意」の看板があったので早々に退散した。
真田氏本城跡から上田菅平ICに向かう途中にあった「ゆきむら夢工房」で昼食。

ゆきむら夢工房は、真田エリアの観光案内所の機能があり、食事の他、土産物コーナーも充実していた。
六文銭のマグカップと、 

雷鳥の里を購入。

14時過ぎに高速に乗り、大した混雑もなく、17時前に自宅に到着。
もしかしたら翌週に3連休があるので、みんな遠出を控えたのかもしれない。なんにしても渋滞に巻き込まれずに済んで良かった。
それにしても懸造りの全貌が見られなかったのは誤算だった。
懸造りを堪能するには、葉が落ちた後の冬から春がいいらしい。
いずれリベンジしよう。


コメント