牧場開設21年目、サン産駒のイチニがG3新潟大賞典を制して以降、25年目までの4年間、延べ20頭の馬をレースに出走させたが、まったく重賞を勝つことができず、暗黒の時代を迎えてしまった。
だが、26年目にはイチニの産駒がデビュー、27年目にはマインドフルネス産駒で、重賞は勝てなかったもののオープン特別3勝を含む、計7勝をあげたイチロクの産駒がデビューするので、重賞勝ちはおろか、G1制覇も夢ではないと思っている。
牧場開設26年目
26年目の4月、ようやく牧場開設25周年を迎えたが、まだG1制覇はできていない。
イチニの初年度産駒、サンイチがデビューした。
種付料4000万円のディープインパクト産駒だ。
無事、デビュー戦を勝利。
G3函館2歳Sで4着のあと、1勝クラスで勝利して2歳を終了。
この年は、坂路を1億9500万円で建築している。
牧場開設27年目
期待のサンイチはオープン、すみれSを勝利したもののクラシック制覇は果たせなかった。
だが、母のイチニ同様、函館記念、関屋記念を連勝、これで牧場の重賞通算勝利数も9勝となった。
秋のG1戦線で念願の初勝利を期待したが、残念ながらお預けとなってしまった。
ちなみにイチロク産駒の牝馬、サンヨンは8月第1週に早乙女厩舎に入厩したが、2歳時は未勝利で終わってしまった。
この年は温泉を1億4000万円で建築している。
温泉は馬の疲労を軽減し、ケガの予防にも役立つそう。
牧場開設28年目
4歳になったサンイチは、G2アメリカJCC5着、G3アイビスサマーダッシュで4着と賞金を稼いでくれたが、他の重賞は二桁着順、結局この年の勝利は京葉Sの1勝のみで、引退させた。
イチロクの産駒、サンヨンは無事に未勝利を脱出、1勝クラス織姫賞、2勝クラスのポプラ特別を勝ち上がり、3勝クラスとなった。
イチニの3頭目の産駒、父ロードカナロアのサンロクがデビューしたが、未勝利戦に勝利したのみで2歳を終了した。
この年は延べ8頭が出走、サンヨンの3勝を含め、9勝したが、重賞は勝てなかった。
牧場開設29年目
3勝クラスとなったサンヨンがうずしおSを勝利してオープン馬に。
だがこのあと、オープンクラスで勝つことができなかった。
サンロクは順調に1勝クラス、由比ヶ浜特別、TVh杯を勝利し、オープン馬に。
キャピタルSも勝って5勝目。4歳以降の活躍に期待が膨らむ。
さいごに
次回は節目の30年目、できればG1を勝ちたいが、果たしてどうなるだろうか。
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