房総半島は都内から行くには便利な観光スポットで南端の館山も東端の銚子も車で2時間程度の距離にある。
ちなみに「チーバくん」で言うと、銚子は耳の先、館山は爪先辺りになる。
出かけるときはほぼ日帰りなのだが、今回は珍しくゴールデンウィークに、珍しく2泊3日で出かけてきた。
ドライブデータ
海ほたる
首都高からアクアラインに入り、海ほたるで休憩。
養老渓谷
木更津東ICで高速を降り、養老渓谷方面へ。
小湊鐵道の養老渓谷駅に到着。
実は粟又の滝がある、養老渓谷沿いの遊歩道は駅からだいぶ離れていて、とても歩いて行ける距離ではない。
遊歩道へ行くには「老川十字路」の交差点から勝浦方面に向かう道沿いにある小沢又駐車場に車を止めて歩くのが便利だ。
小沢又駐車場は有料で1日500円かかるが、養老渓谷周辺の案内図をもらえる。
駐車場から遊歩道までの間にある小沢又の滝(幻の滝)。
滝を見るには私有地を通るため、一人200円払わなければならない。
ようやく遊歩道に到着。
狭い部分もあるが整備されているので、すれ違いも問題ないし、スニーカーなら苦もなく歩くことができる。
遊歩道の途中にある滝。
遊歩道終点の粟又の滝に到着。
粟又の滝を上から見る。
新緑の季節に出かけるとマイナスイオン浴びまくりでリフレッシュできる気がする。
九十九里有料道路 一宮休憩所
養老渓谷から九十九里浜方面に向かう。
九十九里有料道路に入ってすぐにある、一宮休憩所で一休み。
一宮休憩所の目の前は九十九里浜になっている。
九十九里浜は、日本最大級の砂浜沿岸で、その距離、約66km。
名前の由来は、源頼朝が1里ごとに矢を指して99本に達したことからきているそう。
1里というと約4km、というイメージがあり、99里だと約396kmとだいぶ長い。
これは明治時代に度量衡法により、「1里=36町」と定められたことによる。
それまでは、主に日本の西の地域で「1里=36町=約4km」、東の地域で「1里=6町=約670m」があり、九十九里浜は670m×99=66kmとなる。
飯岡刑部岬展望館
九十九里有料道路から一般道と銚子方面に向かい、九十九里浜が終わった先に飯岡刑部岬展望館がある。
天気の良い日はここから太平洋と九十九里浜を一望できる。
公園内には力石徹と矢吹丈の銅像があった。
あしたのジョーの作者であるちばてつやは東京都中央区で生まれ、その後満州に渡ったが、終戦後日本に戻った際に、父の故郷である飯岡町にしばらく住んでいた縁で、銅像が建てられたらいいが、なんだか無理矢理感が否めない。
犬吠埼ホテル
飯岡刑部岬展望館から犬吠埼に向かう。
この日は犬吠埼ホテルに泊まった。
このホテルには何故かペンギンがいた。
犬吠埼灯台
2日目はホテルからすぐの犬吠埼灯台へ。
犬吠埼灯台は1874(明治7)年11月に竣工、初点灯した歴史ある灯台で、国の重要文化財になっている。
高さ約30メートルで、一般公開されており、展望台まで中の階段を登っていくことができる。
ただ、階段はかなり狭く、すれ違うのも難儀するため、観光客が多いときは登りたくない。
犬吠埼の岩場へ降りる。
そのまま海岸線を歩いていくと湧水があった。
特に冷たくもなく、飲めるらしいが飲まなかった。
犬吠駅
湧水から歩いて5分ほどのところにある銚子電鉄 犬吠埼駅へ。
犬吠埼灯台から約800m、アップダウンは激しいが、歩いて10分ほどの距離だ。
ポルトガル宮殿風の立派な駅舎がある。
駅前には桃太郎電鉄のキャラクター、ボンビーの銅像があった。
なんでも銚子電鉄救済のため、2007年から3年間の契約で桃太郎電鉄のラッピング電車を運行、それと合わせて銅像を3体設置したのだそう。
2023.8.15追記
ラッピング車両は契約終了後もそのまま運行していたが、2012年に車両の運行終了に伴いラッピングも終了となっている。
牛久沼
房総旅行最終日の3日目は、茨城県の牛久沼へ。
もう房総でもなんでもないが、仕方がない。
牛久沼はJR常磐線の龍ケ崎市駅から徒歩で10分ほどの場所にあり、冬になると白鳥が飛来する。
周辺をしばらく散策して帰路についた。
さいごに
4月29日の祝日が水曜日、30日木曜日、5月1日金曜日と平日があって、2日土曜日から5日火曜日まで4連休となるため、30日、1日で近場に旅行に行く人は少ないだろうとの読みが当たって、ゴールデンウィークでも渋滞や混雑にまったく合うことなく楽しむことができた。
たまには近場で泊まるのものんびりできて良いと思った。
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