牧場開設78年目に重賞200勝を達成、G1も天皇賞・春で21勝目を挙げましたが、
その後しばらくG1を勝つことができませんでした。
ようやく勝てたのが5年後の83年目となります。
22勝目「スプリンターズS」
勝利したのはスプリンターズSです。
これでスプリンターズSは5勝目となります。
勝ったニナナロク号は2代目スカイシルビアの血統で、Scat Daddy→ディープインパクト→Dubawiで「凝った配合」になります。
1歳時のコメントは「タフ」「父似」「落ち着き」「パワー」で、3歳時にオークス5着、秋華賞3着とG1戦線でも活躍し、4歳時にG2京都記念、G3中山牝馬S、G3新潟記念と重賞3勝後スプリンターズSを勝利しました。
その後は天皇賞・秋2着、ジャパンカップ3着とG1でも惜しいレースがありましたが、G1は勝てませんでした。
それでも44戦13勝、うち重賞8勝と活躍、繁殖入りさせました。
23勝目「ホープフルS」24勝目「菊花賞」
84年目にホープフルSを勝ちました。初勝利です。
勝ったニハチキュウ号は、やはり2代目スカイシルビアの血統で3世代目となります。
ロードカナロア→Speightstown→ディープインパクトで1歳時のコメントは「早熟」「勝負根性」「落ち着き」「タフ」「父似」です。
2歳時に新馬戦、G3函館2歳Sを連勝、新潟2歳Sは惜しくも2着でしたが、野路菊S、G2デイリー杯2歳Sを勝って、朝日杯フューチュリティSで4着、中1週でホープフルSに出走、見事勝利しました。
3歳時は皐月賞3着、日本ダービー3着でしたが、菊花賞を勝利することができました。
その後、ジャパンカップ3着、有馬記念3着で、4歳時の活躍も期待していましたが、早熟なせいか、4歳時は目立った活躍ができずに引退、種牡馬入りしました。
「バネ」のコメント
1歳時に「すごくバネがあるし この仔はきっと活躍すると思います」のコメントがあるとスピード、スタミナ、勝負根性、気性が水準以上の馬になりやすいので、ついつい期待してしまいます。
82年目に誕生した産駒2頭に「バネ」のコメントがありました。
「ニハチヨン」号
ニハチヨン号は、マインドフルネスの8世代目(!)の産駒で父Medaglia d’Oro、母父ダイワメジャーの血統です。
1歳時のコメントは「バネ」の他、「落ち着き」「早熟」「脚元丈夫」「勝負根性」でした。
2歳時は新馬戦含め3勝、3歳時も日本ダービーで3着でしたが、G1は勝てず、重賞2勝止まりでした。
「ニハチハチ」号
ニハチハチ号は2代目スカイシルビアの3世代目です。
Scat Daddy→Speightstown→Medaglia d’Oroの血統です。
1歳時のコメントは「バネ」の他、「父似」「奥手」「タフ」「脚元丈夫」「落ち着き」でした。
2歳の9月に入厩、2歳時は未勝利戦の1勝止まりでしたが、3歳時の夏になり、G2札幌記念、G2セントライト記念を勝利しました。
奥手だけあって、4歳時も重賞4勝、5歳時4勝、6歳時2勝と、20勝中13勝が重賞勝ちでしたが、やはりG1には手が届きませんでした。
さいごに
G1は馬の能力だけでなく、相手関係も非常に大きな要素となってくるので、なかなか勝つことができません。
コンスタントに能力の高い馬を生産し、G1に出し続けるしかないようです。
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