ようやく日本ダービーを勝利できたのが、牧場開設142年目、通算77個目のG1勝利でした。
残りは桜花賞とヴィクトリアマイル。
ですが、全く勝てないまま、年数だけが経過しました。
日本ダービー制覇から24年、牧場開設166年目にようやくヴィクトリアマイルを勝つことができました。
ヴィクトリアマイルを勝利した馬
ヴィクトリアマイルを勝ったのは、「ナナキュウヨン」号です。
ナナキュウヨンはコルトコンコルドの2世代目になります。
ダイワメジャー→War Frontで「面白」「凝った」配合となります。
1歳時のコメントは「父似」「タフ」「脚元不安」「奥手」といたって地味なコメントのみ。
2歳時に未勝利と1勝クラス。3歳時に2勝クラスと3勝クラスを勝って、重賞に挑戦するも入着どまり。
4歳時にG2阪神牝馬S他、重賞を3勝しますが、G1には手が届きません。
奥手だけあって、5歳時にようやく才能が爆発、G2のアメリカJCC、阪神大賞典を勝利、天皇賞・春こそ3着だったものの、ヴィクトリアマイルでG1初制覇。
その年の宝塚記念、天皇賞・秋、有馬記念を制し、G1、4勝となりました。
初めて年度代表馬に選出されました。
6歳時はG1戦線で活躍するも勝つことはできず、繁殖に上げました。
通算成績は49戦16勝、総賞金16億2700万円で懸賞馬にもなっています。
G1を3勝すること顕彰馬に選ばれます。
コルトコンコルド
モデル牝馬はアメリカ産コンドコマンド。現地GIスピナウェイSを制している。代表産駒は毎日杯2着で、ダービーに出走したアルジャンナ(父ディープインパクト)。
コルトコンコルドは庭先取引で交渉して2億5200万円で購入。
コルトコンコルド×ダイワメジャーの配合はコメントこそありませんが、スピードに勝った馬が多く、早熟になりました。
ダイワメジャー→War Frontで、ナナキュウヨンほどではありませんが、活躍馬を排出、更にWar Frontからディープインパクト、ディープインパクトからKingmanと4世代に渡って活躍馬を出すことができました。
コルトコンコルドの配合成績は、またどこかで記事にしたいと思います。
さいごに
牝馬限定のマイルはライバルに強い馬が多く、なかなか勝つことができませんでした。
残り一つは桜花賞。
このレースもライバルが多いので大変そうです。
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