先日、入力切替スイッチが使えなくなってしまった、パソコン用液晶モニター、EIZOのEV2795ですが、故障すると修理に時間がかかります。
なので、故障リスクを減らすための対策をすることにしました。
故障対策と言っても別に切替器を用意するだけですが…
故障の原因と思われるもの
正確なところはもちろん分からないのですが、大きな原因の一つは入力切替スイッチを頻繁に利用したことではないかと思われます。
在宅勤務により、会社から支給されるノートパソコンとプライベート用のデスクトップパソコンをEV2795につなげているのですが、シンクライアント環境により在宅勤務を行っている関係から動作が遅く、ちょっとした検索なんかはプライベート用のデスクトップで行ったほうが早いので、必要に応じて会社用、プライベート用を頻繁に切り替えてました。
その結果、反応しなくなってしまいました。
切替器を用意
そこで、EV2795の切替スイッチを使用しないで済むよう、別途切替器を用意することにしました。
切替器は「KVMスイッチ」とか、「KVM切替器」とかで検索するとたくさん出てきます。
ちなみに「KVM」とは、「Keyboard」、「Video」、「Mouse」の頭文字からきています。
パソコン2台でモニター、キーボード、マウスを共有するのであれば、以下のような商品だとスイッチひとつで切替可能ですが、
すでにキーボード、マウスのみの切替可能なKVMスイッチを持ってますので、
モニターのみ共有できる切替器を用意することにしました。
また、会社用ノートパソコン、プライベート用デスクトップに共通する映像端子がHDMIでしたので、HDMIのものを選択しました。
購入したのはエレコムのHDMI切替器、「DH-SWL2CBK」です。
Amazonで1,609円でした。
HDMI切替器「DH-SWL2CBK」の概要
まずはサイズです。
かなり小さく、横幅95mm、奥行き46mmで、Iphone12と比べると二回りほど小さいです。
入力端子は至ってシンプルで、HDMI端子が3つ並んでおり、パソコンからの入力端子が2つ、モニターへの出力端子が一つです。
側面に電源供給用のUSB-B端子がついていますが、通常はHDMIから供給されますので、使用しないで大丈夫です。
HDMIケーブルが3本必要となりますが、2本しか持っていなかったので、1本追加購入しました。
ケーブルはたまたまヨドバシカメラに行く用事があったので、1メートルのものを499円で購入してきました。
ネットでもおおよそ同じような値段で購入できるようです。
切替器を使ってみて
今回の場合、モニターとキーボード・マウスと別になっていますので、それぞれの切替器のボタンを押す必要がありますが、重ねておけますので、今の所不便を感じません。
何より、どちらもコンパクトなので設置場所に困らないです。
それに頻繁に使用して、万が一スイッチが壊れたとしても簡単に買い換えることができるので安心感があります。
もし、今度壊れてKVM切替器を購入するときは全部入りのものにします。
さいごに
KVM切替器は、コードが増えて嫌だなと思っていましたが、それほど邪魔になりませんでした。
モニターが壊れると修理に時間がかかりますが、KVM切替器ならば3~4千円くらいからありますので、「壊れたら交換」と諦めがつきます。
切替の頻度が多くなければ、EV2795の機能はとても便利なので、やはり液晶モニターとして、テレワークのお供としてオススメできる1台だと思います。
EV2795のレビュー記事になります。
EV2795の故障発生と、修理までの経緯を書いた記事です。
ちなみにプライベート用のデスクトップパソコンはGALLERIAを使用しています。
これでしばらくは落ち着いてテレワークができそうです。
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