東北の旅、前編はあぶくま洞、入水鍾乳洞と龍泉洞、世界遺産の中尊寺等を巡ってきた。
後半の3日目、4日目は太平洋岸沿いに松島へ向かい、吾妻小富士から五色沼までのルートだ。
旅行データ
- 3日目2010年8月24日（火）
- ホテル龍泉洞愛山 発
- 道の駅「たろう」〜真崎海岸
- 道の駅「みなとオアシスみやこ」
- 松島
- ホテル絶景の館 泊
- 4日目2010年8月25日（水）
- ホテル絶景の館 発
- 東北道〜磐越スカイライン
- つばくろ谷
- 浄土平
- 吾妻小富士
- 五色沼
道の駅「たろう」
3日目は龍泉洞から東に進み、太平洋側を目指す。
そのまま南下し、道の駅「たろう」で休憩。
高台の上にあるため、駐車場からの眺めは抜群だ。
真崎海岸
道の駅「たろう」から真崎海岸へ。
海水浴客で賑わいそうな場所だが、流石にお盆を過ぎているせいか、貸切状態。
松島
真崎海岸から宮古港へ立ち寄り、西に向かって東北道へ。
本当はそのまま太平洋岸を南下して行きたかったが、三陸自動車道もまだ全旋開通していなく、一般道経由だと5時間以上かかりそうなので断念し、東北道に戻ることにした。
松島は京都の天橋立、広島の宮島、と並ぶ、日本三景の一つで、リアス式海岸と、大小260の島々に生い茂る松の木が美しい、日本有数の観光地。
仙台中心部から約30km、自動車で40分ほど、電車でも仙石線で40分ほどと仙台を拠点とした観光に便利な場所にある。
駐車場は「松島公園駐車場」が松島海岸を囲むように、第一から第五まであり、駐車するのに困ることはない気がする。
また、この駐車場は有料だが、松島海岸や瑞巌寺まで15分ぐらい歩くことになるが、無料の松島町営三十刈駐車場もある。
松島を満喫するには、なんといっても島巡りの観光船。
かもめが餌を求めて船の周りを取り囲み、
美しい島々を間近で楽しむことができる。
今回乗船したのは大型定期遊覧船「仁王丸コース」。
一周、約50分で乗船料は大人1,500円。
松島島巡り観光船サイトより。
貸し切りできる中・小型船のコースもあって、これだと大型船では近寄れないところまで航行できるらしい。
瑞巌寺
瑞巌寺は松島海岸通り沿いにあり、遊覧船のりばからもすぐ近く。
瑞巌寺のサイトより。
瑞巌寺は臨済宗妙心寺派に属する禅宗寺院で、1953（昭和28）年に本堂が国宝に指定された他、数多くの文化財がある。
この日は時間が遅くゆっくり参拝できなかったが、参道にある瑞巌寺洞窟遺跡群を堪能してきた。
洞窟群の中には「鰻塚」という石碑があり、松島湾でとれた鰻を供養するために建立したとのこと。
この日の宿は「絶景の館」。
建物は決して新しくないが、松島海岸からすぐで、松島湾を一望できる場所にあり、景色は抜群だった。
磐梯・吾妻観光ルート
4日目、最終日は福島県、バンダイ方面に向かった。
松島を出発し、東北道、福島西ICで降り、磐梯吾妻スカイラインに向かう。
磐梯・吾妻エリアには「磐梯吾妻スカイライン」「磐梯吾妻レークライン」「磐梯山ゴールドライン」の3つの観光道路がある。
今回はこの観光道路を利用して観光してきた。
2023.9.26追記
磐梯・吾妻エリアの3本の観光道路は、以前は有料だったが、2013（平成25）年7月にいずれも無料化になっている。
つばくろ谷
磐梯吾妻スカイラインに入ってしばらく進むと、つばくろ谷がある。
奥に写っているのが、磐梯吾妻スカイラインの不動沢橋。
木々が生い茂っていて、紅葉の時期の週末は渋滞が発生するほどの人気の紅葉スポットとのことだが、一方でこのような荒涼とした地帯もあり、磐梯吾妻スカイラインの見どころの一つになっている。
浄土平・吾妻小富士
つばくろ谷から磐梯吾妻スカイラインに戻り、しばらく進むと「浄土平ビジターセンター」がある。
駐車料金は500円。駐車場は割りと広いので止められないことは無いだろう。
浄土平は、周囲を山に囲まれていること、空気がキレイで市街地の光が遮られていることから、星空観測の人気スポットにもなっている。
浄土平ビジターセンターから、吾妻小富士の山頂まで歩いて行くことができる。
吾妻小富士は標高1707メートル、すり鉢状の大きな火口があり、火口壁を歩いて一周できる。
一周は約1.5km、約1時間ほどで一回りできる。
五色沼
浄土平・吾妻小富士のあとは、磐梯吾妻スカイラインから磐梯吾妻レークラインに入り、五色沼に向かう。
途中の中川レストハウスで昼食。
五色沼は、磐梯山の噴火により形成された大小30超の小湖沼群で、流入した水質、植物などの影響により赤・青・緑など様々な色彩を見せることから五色沼と名付けられている。
「五色沼自然探勝路」と名付けられた、全長3.6km、往復2時間程度のトレッキングコースがある。
流石に2時間はかけられなかったので、秋元湖、桧原湖周辺の駐車場に車を止め、付近を散策した。
さいごに
五色沼散策を楽しんで、クラウンアスリートに戻ったのが15時頃。
磐梯山ゴールドラインを通って、磐梯河東ICから磐越自動車道に乗り、帰路についた。
総走行距離は1,543km。たっぷり楽しんだ4日間だった。
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