約5年半使用していたロジクールのマウス、M500tの調子が悪くなったので、エレコムのM-K6URBKという429円のマウスに買い替えました。
ただ、それはあくまでふるさと納税の返礼品、REALFORCEマウスが到着するまでの仮の姿です。
ふるさと納税寄付時には「120日以内の発送」となっていたので、つなぎで429円マウスを購入したのですが、結果的には約1ヶ月半で到着しました。
REALFORCEマウスとは
「REALFORCEマウス」とは、高級キーボードで有名な東プレが2020年3月に初めて発売したマウスです。
REALFORCEマウスの特徴は以下のとおりです。
- クリックボタンがキーボード同様、静電容量無接点方式になっている
- 専用アプリでカスタマイズが可能
- 「PixArt PMW3360」センサーを採用
- マウスのスイッチでレポートレートとDPIを切替可能
クリックボタンが、静電容量無接点方式になっている
REALFORCEキーボードが高い評価を受けている最大の理由がこの「静電容量無接点方式」になっていることです。
静電容量無接点方式になっていることで、軽いタッチで素早い入力ができ、更に5,000万回の入力が可能と耐久性が高くなっています。
REALFORCEキーボードに関しては、以下でレビューしています。
REALFORCEマウスもキーボードの特徴を受け継いでおり、軽いタッチで疲れにくく、同様の耐久性を誇っています。
専用アプリでカスタマイズが可能
多機能ボタン搭載のマウスであれば同じだと思いますが、専用アプリでカスタマイズが可能です。
カスタマイズ可能なのは以下のとおりです。
- 各ボタンへの機能の割り当て
- ロゴ、インジケーターのLED設定
- センサーのDPI、リフトオフ・ディスタンスの設定
各ボタンへの機能の割り当て
通常の左クリック(ボタン1)、右クリック(ボタン2)とあわせて6つのボタンがあり、いずれも機能のカスタマイズが可能になっています。
ロゴ、インジケーターのLED設定
LEDの色は全部で8種類、輝度も変更可能です。
センサーのDPI、リフトオフ・ディスタンスの設定
DPI設定ではマウスの動く速度を設定できます。
私の設定している「1700DPI」の場合、マウスを1インチ(約2.5センチ)動かすと1,700ドット分、マウスポインターが動きます。
リフトオフ・ディスタンスとは、マウスを持ち上げた時にセンサーが途絶える距離のことを言います。
この距離が長いと、マウスを持ち上げて移動させた時にカーソルが動いてしまうので、低いほうが素早く操作することができます。

DPIやリフトオフ・ディスタンスは細かく設定することで、ゲームをプレイする時に影響するようなのですが、私にはあまり関係ありません。
「PixArt PMW3360」センサーを採用
「PixArt PMW3360」センサーとは、多くのゲーミングマウスが採用している高性能センサーで、ゲームはもちろん、CAD、CDデザイナーの方々にも適した、高い追従性と精度を誇るセンサーです。

これも一般的な用途にはオーバースペックかと思います。
マウスのスイッチでレポートレートとDPIを切替可能
DPIとは上記の通り、マウスを動かしたときのカーソルの動く速度で、レポートレートとは、ポーリングレートともいい、マウスからパソコンに対して情報を送信する速度で、REALFORCEマウスの最大値、1000Hzの場合、1秒間に1000回の情報を送信する、ということになります。
REALFORCEマウスの寄附金額
REALFORCEマウスは相模原市に対するふるさと納税で受け取ることができますが、その寄附金額は49,000円です(2021年9月現在)。
なかなか高額な寄附金額ですが、Amazon、楽天市場で普通に買おうと思うと18,000円前後しますので、返戻率は37%程とそれほど悪くありません。
18,000円するREALFORCEマウスがふるさと納税によって、実質2,000円で手に入るので、なかなか良いと思います。
ふるさと納税の控除限度額は、例えば独身で年収450万円の場合、年間52,800円までのふるさと納税が可能ですので、ハードルとしてはそんなに高くないと思います。

ふるさと納税を行うと、その年の確定申告で所得税が還付され、翌年の住民税が減額されます。
REALFORCEマウスレビュー
前置きが長くなってしまいましたが、REALFORCEマウスのレビューです。
まずは開封。しっかりした箱としっかりしたパッキンに包まれています。
中には寄付のお礼状と相模原市の公式観光ガイドブックが入っていました。
マウス本体は429円マウスより一回り大きいです。

すでに捨ててしまいましたが、以前使用していたロジクールM500tよりは若干スリムな感じがします。
パソコンに接続するとロゴとインジケーターが光ります。
クリック感はREALFORCEキーボードと全く一緒、というわけではないですが、似たようなクリック感ですので、「キーボードとマウスの一体感」が非常に高いです。

表現が難しいですが、「REALFORCEキーボードのキーをゆっくり押したときの感触」が一番近い気がします。
スクロールボタンも小気味よいクリック感でとても良い感じです。
マウスの移動もなめらかですし、ポインターの速度も細かく調整できるので、違和感なく使用することができると思います。
さいごに
REALFORCEマウスの総評ですが、「実質2,000円でゲットできるマウス」としては非常に良いと思います。
ただ、「18,000円で買うか」と言われたら買わないです。
私の用途としてはそれほど高機能なマウスは必要ありませんし、どうせ高いマウスを買うなら、無線タイプにします。
また、すでにREALFORCEのキーボードを所有しているので、今回REALFORCEマウスを選択しましたが、順番でいけば、まずはキーボードだと思います。
相模原市のふるさと納税ではキーボードも何種類か返礼品になっていますので、先にそちらを試してみたほうが良いと思います。
逆に言えば、すでにREALFORCEキーボードを所有している方で、REALFORCEマウスを買うか悩んでいる方には、ふるさと納税で入手することをオススメします。
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