約9ヶ月前に購入したミラーレス一眼、X-T00。
気に入って購入したのだが、いざ使ってみると不満点も出てきたので買い替えを検討しているが、ファームウェアが更新されたとのことで実施することにした。
現在のファームウェアを確認する
X-T100のファームウェアを確認するには、「DISP/BACK」ボタンを押しながらX-T100の電源をONにする。
するとバージョン情報が確認できる。
ボディが1.20、レンズが1.01であることが確認できた。
最新のバージョンはボディが2.01、15−45mmのレンズが1.02なので、いずれもバージョンアップが必要なことが判明した。
X-T100本体の更新履歴
1.20から2.00への変更内容は以下の通り。
1.新機能「ブライトモード」の追加
「アドバンスSRオート」使用時に、より明るく鮮やかな写真を撮影することができる機能が搭載されたそう。
2.「美肌モード」のより細かな調整が可能
現状3段階の美肌モードが5段階になり、より細かな調整が可能になったそう。
3.「夜景+」を追加
人物が入った夜景シーンで明るさや彩度を自動で調整し、最適な設定で簡単に撮影することができるようになったそう。
15-45mmレンズの更新履歴
1.01から1.02の変更内容は「ズーム操作の際、稀に発生するAEハンチングの不具合を修正」したそう。
「ハンチング」って初めて聞いたが、Googleで検索すると、「フォーカスが安定しない」ことを言うらしい。
もしかしたら、この修正で不満が少し解消されるかもしれない。
ファームウェアをダウンロードする
富士フイルムのサイトから該当機種のファームウェアをダウンロードする。
以下のページから機種ごとのダウンロードページで移動することができる。
メモリーカードのフォーマット
ファームウェアを更新するにはフォーマット済みのメモリーカードが必要になるので、メモリーカード内のデータをPC等に保存し、フォーマットを行う。
フォーマットするには、X-T100の電源を入れ、「MENU/OK」ボタンを押し「セットアップ」メニュー内の「フォーマット」を選択する。
確認画面が出るので「実行」を選択し「OK」を押す。
ファームウェアをメモリーカードに保存
X-T100からメモリカードを取り出し、PCに接続、ダウンロードしたファイルをPCからメモリーカードにコピーする。
今回使用するのは3ファイル。
X-T100本体が「FWUP0018.DAT」、15-45mmのレンズが「XFUP0036.DAT」、「XFUP0029.DAT」の2ファイル。
ファームウェアのアップデート
ファームウェアのコピーが完了したら、メモリカードをX-T100に格納する。
再度「DISP/BACK」ボタンを押しながらX-T100の電源をONにする。
「OK」を押す。
「ボディ」を選択し「OK」を押す。
更新の確認画面が表示されるので「実行」を選択し「OK」を押す。
再度、バージョンアップの確認画面が表示されるので「OK」を押す。
バージョンアップが始まる。
バージョンアップが完了したら電源をOFFにする。
レンズのバージョンアップ
続けてレンズのバージョンアップを行う際は、改めて「DISP/BACK」ボタンを押しながらX-T100の電源をONにする。
「ボディ」「レンズ」の選択画面で「レンズ」を選択する。
あとは同じ手順でバージョンアップを行う。
バージョンアップの完了
X-T100本体、レンズのバージョンアップが完了したら、再度「DISP/BACK」ボタンを押しながらX-T100の電源をONにし、無事バージョンアップが完了していることを確認する。
X-T100ボディ、15-45mmレンズとも最新のバージョンになった。
さいごに
バージョンアップの手順こそ難しくないが定期的に確認して、漏れのないようにしたい。
- ファームウェアのバージョンを確認する
- メモリーカードを初期化(フォーマット)する
- 最新のファームウェアをダウンロードする
- ファームウェアをメモリーカードに保存する
- X-T100本体からファームウェアを更新する
- ファームウェアが最新かX-T100で確認する
今回のファームウェア更新は、先日の記事「FUJI X-T100の売却を検討中」に頂いたコメントで知ることができた。
お名前がなかったが、この場でお礼を申し上げます。ありがとうございました。
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