約9か月前に購入したミラーレス一眼、X-T100。
気に入って購入したのですが、いざ使ってみると不満点も出てきたので買替を検討しているのですが、ファームウェアが更新されたとのことで実施することにしました。
現在のファームウェアを確認する
X-T100のファームウェアを確認するには、「DISP/BACK」ボタンを押しながらX-T100の電源をON にします。
するとバージョン情報が確認できます。
ボディが1.20、レンズが1.01であることが確認できました。
最新のバージョンはボディが2.01、15-45mmのレンズが1.02ですので、いずれもバージョンアップが必要なことがわかりました。
X-T100本体の更新履歴
1.20から2.00への変更内容は以下の通りです。
1.新機能「ブライトモード」の追加
「アドバンスSR オート」使用時に、より明るく鮮やかな写真を撮影することができる機能が搭載されたそうです。
2.「美肌モード」のより細かな調整が可能
現状3段階の美肌モードが5段階になり、より細かな調整が可能になったようです。
3.「夜景+」を追加
人物が入った夜景シーンで明るさや彩度を自動で調整し、最適な設定で簡単に撮影することができるようになったようです。
2019年12月17日と今月更新されたばかりのようです。
15-45mmレンズの更新履歴
1.01から1.02の変更内容は「ズーム操作の際、稀に発生するAEハンチングの不具合を修正」したとのことです。
「ハンチング」って初めて聞いたのですが、Google先生に聞いたところ、フォーカスが安定しないことを言うようです。
これが修正されているのは、私の不満が少し解消されるかもしれません。
ファームウェアをダウンロードする
富士フィルムのサイトから該当機種のファームウェアをダウンロードします。
以下のページから機種ごとのダウンロードページへ移動することができます。

メモリーカードのフォーマット
ファームウェアを更新するにはフォーマット済みのメモリーカードが必要になりますので、メモリーカード内のデータをPC等に保存し、フォーマットします。
フォーマットするには、X-T100の電源を入れ、「MENU/OK」ボタンを押し、「セットアップ」メニュー内の「フォーマット」を選択します。
確認画面が出ますので、「実行」を選択し、「OK」を押します。
ファームウェアをメモリーカードに保存
X-T100からメモリーカードを取り出し、PCにセットします。
ダウンロードしたファイルをPCからメモリーカードにコピーします。
今回使用するのは3ファイルです。
X-T100本体が「FWUP0018.DAT」、15-45mmのレンズが「XFUP0036.DAT」、「XFUP0029.DAT」の2ファイルです。
ファームウェアのアップデート
ファームウェアのコピーが完了したら、メモリーカードをX-T100に格納します。
再度「DISP/BACK」ボタンを押しながらX-T100の電源をON にします。
「OK」を押します。
「ボディ」を選択し、「OK」を押します。
更新の確認画面が表示されますので、「実行」を選択し、「OK」を押します。
再度、バージョンアップの確認画面が表示されますので、「OK 」を押します。
バージョンアップが始まります。
バージョンアップが完了したら電源をOFFにします。
レンズのバージョンアップ
続けてレンズのバージョンアップを行う際には、改めて「DISP/BACK」ボタンを押しながらX-T100の電源をON にします。
「ボディ」「レンズ」の選択画面で「レンズ」を選択します。
あとは同じ手順でバージョンアップを行います。
バージョンアップの完了
X-T100本体、レンズのバージョンアップが完了したら、再度「DISP/BACK」ボタンを押しながらX-T100の電源をONにし、無事バージョンアップが完了していることを確認します。
X-T100ボディ、15-45mmレンズとも最新のバージョンになりました。
まとめ
ファームウェアアップデートは以上となります。
- ファームウェアのバージョンを確認する
- メモリーカードを初期化(フォーマット)する
- 最新のファームウェアをダウンロードする
- ファームウェアをメモリーカードに保存する
- X-T100本体からファームウェアを更新する
- ファームウェアが最新かX-T100で確認する

ファームウェアが更新されているか、定期的なチェックが必要ですね。
ありがとうございます
今回のファームウェア更新は、先日の記事「FUJI X-T100の売却を検討中」にいただいたコメントで知りました。
お名前がなかったのですが、この場でお礼申し上げます。
ありがとうございました。
コメント