先週末、ビックカメラから株主優待が届きました。
お買い物優待券3,000円分です。
内訳は、100株以上の保有者に対する優待券1,000円分と2年以上の長期保有者に対する優待券の合計3,000円分です。
ビックカメラの株主優待
ビックカメラの株主優待はその保有株数、保有年数にて優待券の配布枚数が異なります。
ビックカメラの決算期は8月末で、8月末と第2四半期の2月末を基準日として年2回、優待券が配布され、優待券の額面は1枚1,000円です。
保有株数ごとの優待券配布枚数
保有株数ごとの配布枚数は以下のとおりです。
2月末現在の株式保有者に対する配布枚数
- 100~500株未満:2枚(2,000円)
- 500~1,000株未満:3枚(3,000円)
- 1,000~10,000株未満:5枚(5,000円)
- 10,000株以上:25枚(25,000円)
2月末分の優待券は5月末頃送付されます。
8月末現在の株式保有者に対する配布枚数
- 100~500株未満:1枚(1,000円)
- 500~1,000株未満:3枚(2,000円)
- 1,000~10,000株未満:5枚(5,000円)
- 10,000株以上:25枚(25,000円)
8月末分の優待券は11月末頃送付されます。
長期保有者に対する優待券配布枚数
長期保有者に対する優待券の配布は8月末の年1回で、配布枚数は以下のとおりです。
- 1年以上2年未満:1枚(1,000円)
- 2年以上:2枚(2,000円)
長期保有分は株式保有分と一緒に11月末頃送付されてきます。
2020年11月20日の終値が1,149円ですので、100株購入すると114,900円となり、株主優待の実質配当額、配当利回りは以下の通りとなります。
- 保有期間1年未満(2021年8月末まで保有):3,000円、2.6%
- 保有期間1年以上(2022年2月末まで保有):4,000円、3.5%
- 保有期間2年以上(2023年2月末まで保有):5,000円、4.4%
ビックカメラの配当金
2021年8月期の配当金は中間(2月末)5円/株、期末(8月末)10円/株の合計15円/株を予定しています。
11月20日の終値で100株購入した場合、2021年8月末まで保有すると1,500円の配当を手にすることができます。
NISAなら税金がかかりませんので利回りは1.3%です。
ちなみに2020年8月期の配当金は中間10円、期末3円の合計13円でした。
前年2019年8月期は年間20円でしたので7円減少しています。
これは、コロナウィルスの拡大によりインターネット販売が伸びたものの、インバウンド需要が激減したことが影響しているようです。
ビックカメラの株式は購入すべきか
今後、コロナウィルスの拡大状況、ワクチンの開発の進展次第だと思いますが、個人的にはいずれ、インフルエンザぐらいの影響度になってくるのではないかと思っています。
ただ、一方、このような状況でも日経平均は26,000円を超え、ビックカメラの株価もコロナ第一波の真っ只中、2020年3月13日の年初来安値736円から400円以上も上昇しています。
単純に株価だけを見ると様子見、というところはあるかもしれませんが、株主優待は少なくとも2014年以前から変更ありませんし、よほどのことがない限り現状が継続されると思われます。
また、ビックカメラの株主優待券はお釣りは出ないものの、1,000円未満の購入にも使用できます。
ちなみにヤマダ電機の株主優待券は、額面500円ですが、買い物1,000円ごとに1枚(500円分)しか利用できません。
現在の株価では配当利回りは株主優待だけでは3%以下と魅力は小さいですが、配当と合わせれば4%ほど、更に2年以上保有すれば5.5%を超えますので、ビックカメラの店舗をよく利用する方で、長期保有目的の方、NISAの限度額が余っている方は購入しても良いのではないでしょうか。
まだ証券会社に口座をお持ちでない方は、楽天スーパーポイントで投資信託が買える楽天証券もおススメです。
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