牧場開設から14年目の繁殖牝馬セールで、4600万円で購入したマインドフルネス。
5頭の産駒が誕生し、2頭を繁殖に上げましたが、通算7勝をあげたイチロク号(父パイロ)の血筋が脈々と続いています。
マインドフルネスとパイロ
マインドフルネスは、ロイヤルチャージャー系で、父サンデーサイレンス、母父Zilzalという血統です。
購入コメントは「手頃」、「スピードタイプ」で、初期牝馬としても登場します。
種牡馬に選んだパイロは種付料が250万円とお手頃で早熟タイプ、能力も体質がA以外はすべてB、配合コメントは「面白」ですので、オススメできる種牡馬です。
この手頃な繁殖牝馬の血統が代々続き、多数のG1馬、重賞勝ち馬を輩出してくれ、牧場開設から100年が経過した今現在まで続いています。
1世代目
以前の記事でもお伝えした通り、マインドフルネスから4頭の産駒が誕生しました。
No. | 馬名 | 父 | 性別 | 競走成績 | クラス | 総賞金 |
1 | ハチ | パイロ | 牝 | 27戦3勝 | 3勝 | 6590万円 |
2 | イチゼロ | パイロ | 牝 | 41戦4勝 | オープン | 1億1254万円 |
3 | イチサン | セレスハント | 牝 | 47戦4勝 | オープン | 6386万円 |
4 | イチロク | パイロ | 牝 | 44戦7勝 | オープン | 1億5697万円 |
このうち、イチゼロとイチロクを繁殖に上げました。
2世代目
イチゼロは2頭、イチゼロから8頭の産駒が誕生しています。
イチゼロの繁殖成績
No. | 馬名 | 父 | 性別 | 競走成績 | クラス | 総賞金 |
1 | サンゼロ | タートルボウル | 牝 | 30戦5勝 | オープン | 8875万円 |
2 | サンニ | ストリートセンス | 牡 | 16戦3勝 | 3勝クラス | 5190万円 |
ともに重賞を勝つことはできませんでしたが、サンゼロを繁殖に上げました。
イチロクの繁殖成績
No. | 馬名 | 父 | 性別 | 競走成績 | クラス | 総賞金 |
1 | サンヨン | ストリートセンス | 牝 | 32戦6勝 | オープン | 2億479万円 |
2 | サンゴ | ダイワメジャー | 牝 | 36戦4勝 | オープン | 7763万円 |
3 | サンナナ | ジャスタウェイ | 牡 | 21戦3勝 | 3勝クラス | 5974万円 |
4 | サンキュウ | ヴィクトワールピサ | 牡 | 17戦2勝 | 2勝クラス | 3110万円 |
5 | ヨンイチ | モンテロッソ | 牡 | 28戦4勝 | オープン | 7763万円 |
6 | ヨンニ | モンテロッソ | 牡 | 53戦7勝 | オープン | 3億1910万円 |
7 | ヨンヨン | スクリーンヒーロー | 牝 | 32戦4勝 | オープン | 7835万円 |
8 | ヨンロク | キングカメハメハ | 牡 | 50戦6勝 | オープン | 2億840万円 |
モンテロッソは「見事な配合」、ストリートセンスは「面白い配合」、ダイワメジャー、ジャスタウェイ、スクリーンヒーローは「凝った配合」となります。
8頭中6頭がオープン馬、うち初年度産駒のサンヨン、6頭目のヨンニ、8頭目のヨンロクの3頭が重賞を勝利しました!
サンヨンはG2オールカマーとG3中山牝馬ステークスと2勝
ヨンニはG3キーンランドカップを勝利、
ヨンロクはG3アイビスサマーダッシュを勝利しました。
イチロク産駒は牝馬3頭のうち、重賞2勝のサンヨンを繁殖に上げました。
3世代目
イチゼロ産駒のサンゼロは2頭、イチロク産駒のサンヨンからは7頭の産駒が誕生しています。
サンゼロの繁殖成績
No. | 馬名 | 父 | 性別 | 競走成績 | クラス | 総賞金 |
1 | ヨンサン | エンパイアメーカー | 牡 | 38戦10勝 | オープン | 3億100万円 |
2 | クラブ馬 | ワークフォース | 牝 | - | - | - |
いずれも「面白配合」で、ヨンサンはG2スワンステークスの他、G3中京記念、G3根岸ステークス、G3北九州記念の重賞4勝を上げました。
2頭のうち、牝馬はクラブ馬にしてしまいましたので、サンゼロの血はここで絶えてしまいました。
サンヨンの繁殖成績
サンヨン産駒7頭の成績は以下のとおりです。
No. | 馬名 | 父 | 性別 | 競走成績 | クラス | 総賞金 |
1 | ヨンナナ | マンハッタンカフェ | 牝 | 43戦6勝 | オープン | 3億42万円 |
2 | ヨンハチ | ロードカナロア | 牡 | 34戦6勝 | オープン | 1億7141万円 |
3 | ゴゼロ | マンハッタンカフェ | 牡 | 18戦3勝 | 3勝クラス | 5992万円 |
4 | ゴヨン | カジノドライブ | 牡 | 7戦0勝 | 未勝利 | 407万円 |
5 | ゴゴ | キングカメハメハ | 牝 | 14戦0勝 | 未勝利 | 604万円 |
6 | ゴハチ | ジャスタウェイ | 牝 | 36戦3勝 | 3勝クラス | 9889万円 |
7 | ロクサン | マンハッタンカフェ | 牝 | 10戦0勝 | 未勝利 | 600万円 |
マンハッタンカフェが「面白配合」、カジノドライブは「凝った配合」となります。
オープン馬となったヨンナナ、ヨンハチがそれぞれ重賞を1勝づつしました。
ヨンナナはG3アンタレスステークス、
ヨンハチはG3新潟大賞典を制しています。
ヨンナナはなかなかしぶとい活躍をしてくれて、G1スプリンターズステークスで3着の他、重賞5着以内が9回と着実に賞金を稼いでくれて牧場運営に貢献してくれました。
ヨンナナと3勝クラスで終わったゴハチの2頭を繁殖に上げましたが、ゴハチ産駒は目立った活躍を見せず、ヨンナナ産駒が残っていきました。
4世代目
ヨンナナの繁殖成績
ヨンナナは6頭の産駒を残しています。
No. | 馬名 | 父 | 性別 | 競走成績 | クラス | 総賞金 |
1 | ロクゴ | ディープインパクト | 牝 | 35戦3勝 | オープン | 1億1240万円 |
2 | ロクナナ | ステイゴールド | 牝 | 37戦5勝 | オープン | 1億7560万円 |
3 | ナナゼロ | ディープインパクト | 牡 | 39戦7勝 | オープン | 2億5930万円 |
4 | ナナニ | ディープインパクト | 牝 | 35戦5勝 | オープン | 2億9650万円 |
5 | ハチニ | ステイゴールド | 牝 | 7戦0勝 | 未勝利 | 710万円 |
6 | ハチナナ | ステイゴールド | 牡 | 10戦0勝 | 未勝利 | 309万円 |
ディープインパクト、ステイゴールドとも「面白配合」となります。
6頭のうち4頭がオープン馬、いずれも重賞勝ちと素晴らしい繁殖成績です。
ロクゴはG2デイリー杯2歳ステークスを勝利、
ステイゴールド産駒のロクナナはG3新潟大賞典を勝利、
ナナゼロ、ナナニとも重賞3勝しています。
ナナゼロはG2富士ステークス、G3函館スプリントステークス、G3キーンランドカップと短距離戦線で活躍しました。
ナナニはG3札幌2歳ステークスをレコード勝った他、G3ラジオNIKKEI賞、G3福島牝馬ステークスと2歳、3歳、4歳時にそれぞれ重賞を勝利、阪神ジュブナイルフィリーズ、エリザベス女王杯でも入賞を果たすなど貢献してくれました。
重賞を勝利した牝馬3頭とも繁殖にあげています。
ここまでのまとめ
マインドフルネスの血統を4代までつなぎ、活躍馬を出してくれてますが、まだG1馬を輩出していません。
元々、繁殖牝馬セールで4600万円で購入した馬ですし、ゲーム開始時の初期牝馬にもなっている、いわゆる「手頃な馬」ですので、ここまで活躍してくれれば十分なのですが、実は5世代目でG1馬を輩出し、その後もコンスタントに活躍馬が誕生しています。
5世代目以降の記事になります。
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