前回は「ツインコーラスの配合成績を記事にしました。
今回は「スカイシルビアの配合成績(1世代目)」を「書いておく」ことにします。
スカイシルビアを購入
スカイシルビアはダビスタ内でトップクラスの繁殖牝馬です。
一回り目でも牧場開設31年目の繁殖セールで6歳のスカイシルビアを4億6200万円で、
さらに46年目に5歳のスカイシルビアを5億8000万円で購入しました。
今回二周り目でも58年目に5歳馬を6億3700万円で、
83年目に7歳馬を4億1200万円で購入しました。
前回も産駒やその系統は値段に見合う活躍馬を輩出してくれましたが、今回は「War Front」にこだわって種付けました。
スカイシルビアとは
スカイシルビアは繁殖牝馬セールに登場する馬で、「かなりの良血」「スピードタイプ」のコメント通り、購入価格もスピード能力もトップクラスです。
父Silver Hawk、母Boubskaia、モデル馬はシルヴァースカヤ。
シルヴァースカヤはアメリカで生まれ、フランスで競争生活を送り、2400メートルのG3を2勝、バゴが勝利した2004年の凱旋門賞にも出走しましたが、8着に破れ繁殖牝馬になりました。
ヨーロッパで3頭の産駒を出産の後、ノーザンファームにより日本に導入、代表馬はディープインパクト産駒のシルバーステートです。
シルバーステートは5戦4勝、2度の屈腱炎で引退を余儀なくされましたが、勝利した4戦はノーステッキの楽勝、全5戦でコンビを組んだ福永祐一騎手に「能力はダントツ」と言わしめたほどで、その能力を買われ種牡馬入りしています。
シルバーステートの登場で、シルヴァースカヤの繁殖牝馬としての評価が高まり、その後の産駒はセレクトセールで高額取引されています。
スカイシルビア×War Frontの配合成績
今回2頭に渡るスカイシルビアに、「面白配合」となる「War Front」を種付けて13頭の産駒が誕生しました。
- War Front:面白、速力、底力×3、長距離
気性B 底力B 健康A 実績A 安定A 普通 1200~2000m 20億円※
配合成績は以下のとおりです。
- 牝:30戦6勝、総賞金3億3880万円、重賞3勝(G2ステイヤーズS、他)繁殖入り
- 牡:28戦5勝、総賞金2億6560万円
- 牝:39戦10勝、総賞金8億8990万円、G1×3勝(大阪杯他)、他重賞3勝、繁殖入り
- 牝:33戦9勝、総賞金5億4620万円、重賞5勝(G2札幌記念、他)、繁殖入り
- 牡:31戦5勝、総賞金4億3700万円、G1×1勝(ホープフルS)、他重賞2勝
- 牡:36戦5勝、総賞金2億8831万円、重賞2勝(G2阪神大賞典、他)
- 牝:57戦10勝、総賞金4億7001万円、重賞4勝(G2京都大賞典、他)、繁殖入り
- 牡:24戦6勝、総賞金2億9680万円、重賞3勝(G3京成杯、他)
- 牝:41戦7勝、総賞金5億3120万円、重賞3勝(G2目黒記念、他)、繁殖入り
- 牝:30戦9勝、総賞金4億5490万円、G1×1勝(秋華賞)、他重賞5勝、繁殖入り
- 牡:52戦17勝、総賞金9億631万円、G1×1勝(大阪杯)、他重賞9勝
- 牡:47戦8勝、総賞金9億7070万円、G1×1勝(ホープフルS)、他重賞3勝
- 牡:32戦8勝、総賞金5億7860万円、G1×1勝(安田記念)、他重賞4勝
13頭のうち重賞未勝利は1頭のみ、G1勝馬は6頭誕生しました。
値段に見合った繁殖成績です。
コメントも「スピード」12頭(うちかなり4頭)、「勝負根性」6頭(うちかなり2頭)、「脚元丈夫」6頭、「タフ」5頭が目立ったところです。
3頭目の牝馬は3歳時にエリザベス女王杯を勝利。
4歳時に大阪杯と安田記念を勝利。
5頭目の牡馬は2歳時にホープフルステークスを勝利。
10頭目の牝馬は、3歳時に秋華賞を勝利。
11頭目の牡馬は5歳時にG3を6勝し、7歳時に大阪杯を勝利。
12頭目の牡馬は2歳時にホープフルステークスを勝利。
13頭目の牡馬は4歳時に安田記念を勝利しました。
さいごに
13頭の産駒のうち、牝馬が6頭。
6頭全て繁殖牝馬にしました。
2世代目も相当な産駒から活躍馬が多数出ていますので、近いうちに記事にしたいと思います。
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