笠森観音とは、千葉県、房総半島の中央にあり、784年に伝教大師最澄上人が楠木の霊木で十一面観世音菩薩を刻んで、山上に安置し、開基されたそうです。
長い木柱で空中に固定する懸造りで、その建築方法は清水寺と同じですが、岩の上に懸造りをした笠森観音は非常に珍しい建造物です。
そんな笠森観音に3月中旬にツーリングに出かけたときの記事になります。
- 自宅~笠森観音豊洲ICからアクアライン、木更津金田ICで高速を降り、国道409号線へ
- 一宮休憩所笠森観音から東に向かい、九十九里有料道路へ
- 帰宅九十九里有料道路、白子ICから千葉東金道路ヘ向かい帰宅

走行距離は216.6kmでした。
笠森観音
東京方面から笠森観音に行くには、アクララインもしくは館山自動車道経由で木更津東ICに出て、ほぼ真東に一宮方面に向かう国道409号線が、ツーリング・ドライブルートとしてはおススめです。
ただ、現在は圏央道が繋がり、茂原長南ICから約5km、10分ほどで到着できます。

木更津東ICからでも約20km、30分ほどです。
笠森観音周辺の案内図です。
中央下にある駐車場(現在地)から右中央にある笠森観音までは、距離は短いのですが、結構な上りになっています。

ちなみに駐車場は町営で無料、約50台停められます。
拝観料は大人300円、小人100円です。
御来光の道(レイライン)
笠森観音は北緯約35度23分にあり、春分の日と秋分の日に太陽が通る道となっていて、この直線上には歴史的な建造物が並んでいるそうです。
笠森観音のサイトより
西端の13番は島根県の出雲大社、10番は京都の元伊勢内宮皇大神社、等々です。

笠森観音は2番です。
参道を進むと左側に楠木があり、大きな穴が空いていて、くぐると子宝に恵まれるそうです。
穴を覗くと観音像を拝むことができます。
二天門に到着です。
その先が笠森観音堂で、上まで登ることができます。
上からの景色です。房総半島の山々を眺めることができます。
観音堂の階段です。
近くで見るとなかなかの迫力です。
駐車場の裏側にある、弁天谷池です。
一宮休憩所
笠森観音のあとは、更に東に向かい、九十九里有料道路に入ってすぐの一宮休憩所に向かいました。
笠森観音からは約21km、40分ほどで到着します。
ここ休憩所の目の前が九十九里浜になっています。
しばらく砂浜で戯れたあとは、九十九里有料道路を北上、白子ICから東金九十九里有料道路経由で帰路に着きました。
この日のFLTRX
いずれも一宮休憩所の駐車場で撮影したものです。
海をバックに撮影。
冬から春は海も人が少なくて、ゆっくりと楽しむことができます。
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