戸倉上山田温泉に泊まって日本100名城を巡る旅 後編

ドライブ・旅行記
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どうしても温泉宿に泊まってのんびりしたかったので出かけた戸倉上山田温泉旅の2日目。

1日目は川中島古戦場、松代城跡、松代象山地下壕など、長野市東南部を中心に巡ってきた。

2日目は宿泊先の戸倉上山田温泉から、真田家ゆかりの城を巡ることにした。

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今回のルート

2日目のルートは以下の通り。

  • 2日目
    7月8日(土)

    • 上田城跡
    • 真田御屋敷公園
    • 小諸城址懐古園
    • 道の駅「ヘルシーテラス佐久南」
    • 帰宅

上山田ホテルの朝食

上山田ホテルの朝食は夕食と同じ本館2階の食事処で提供される。

和食と洋食と選べるので和食にした。二日酔いではなかったが、おかゆが出てきたのがありがたい。

上田城跡

8時に朝食を食べ、9時にホテルを出発、上田城跡に向かう。

上田城跡まで上山田ホテルから15km、車で約30分ほどの距離にある。

上田城は元々、真田昌幸が1585年頃に築城したが、関ヶ原の戦い後、徳川軍によって破壊され、1626年、当時の藩主、仙石忠政が本丸に櫓7棟、櫓門2棟、それらを繋ぐ塀を建設した。

hamaちゃん
hamaちゃん

現在は旧二の丸内が上田城跡公園として整備され、本丸跡に真田神社がある。

駐車場は、本丸の南側にある上田城跡公園駐車場と二の丸の北東、テニスコートの奥にある、上田城跡公園北観光駐車場の2箇所。
いずれも無料で駐車できるが、上田城を攻めるなら南側の駐車場が便利だ。

上田城は平山城なので、駐車場から登っていくことになる。

駐車場から見た西櫓。

攻略ルートは2つで、グルっと回って二の丸橋から攻めるなだらかなルートと、西櫓に向かって急な階段を登っていくルートがある。

二の丸橋。歩いているところは堀になる。

ここはかつて、上田温泉電気軌道が通っていたところで、橋の下、右側に当時ホームだった名残がある。

上田城は、真田神社脇にある、田城南櫓・北櫓・櫓門の中に入ることができ、入場料は300円。

hamaちゃん
hamaちゃん

上田市立博物館との共通入場券は500円。

二の丸から博物館、真田神社と櫓を堪能し、ぐるっと回って西櫓の脇から階段を降りて駐車場に戻る。

真田御屋敷公園

上田城から菅平方面に約10km、車で20分ほど行くと、真田氏館跡がある御屋敷公園に着く。

真田氏館は真田氏が上田城を築城する前の居館で、地元では「御屋敷」と呼ばれ、親しまれているらしい。

現在は皇大神社が鎮座している。

小諸城址懐古園

御屋敷公園から約20km、車で30分程走ると小諸城址懐古園に到着する。

小諸城は1487年、大井光忠が築城したとされている。

当時の建造物としては、懐古園から線路を挟んだ反対側にある大手門と、懐古園の入口になっている三之門、石垣が現存している。

現在は、小諸市営の小諸城址懐古園として整備、公開されている。

懐古園入口脇の駐車場は1日500円、懐古園の入場料は大人300円で、動物園の入場料が含まれる。

懐古園に加え、徴古館、藤村記念館、小山敬三美術館、小諸義塾記念館に入場可能な共通券が500円。

まずは動物園に入っていく。

動物園は、1926(大正15)年に開業し、長野県で最古、全国でも5番目に古い動物園で、2026年に100周年を迎えるそう。

園内にはライオン、キタキツネ、インドクジャク、ペンギン等々、34種類の動物が昔ながらのゲージで飼育されているので、比較的間近で見ることができる。

動物園を奥に進んでいくと小諸城の本丸に向かうための橋がある。

橋の下は深い谷になっている。ここから攻めることは容易でないことが想像できる。

本丸跡には懐古神社がある。

石垣の上を歩いて天守台跡に向かう。

懐古神社には「鏡石」がある。

鏡石は武田信玄の軍師・山本勘助が小諸城築城時に使用したと伝えられている石だ。

地獄谷にかかる醉月橋を渡って出口に向かう。

ぐるっと回って入口方面に戻り、線路を超えて、大手門に向かった。

もう長い編成の電車は来ないのか、小諸駅ホームの端は雑草が生い茂っていた。

懐古園から大手門に向かうには跨線橋と地下通路があるが、小諸城は、城下より低い位置にある、全国でも珍しい穴城になっているため、地下通路のほうが段差が少なく、疲れない。

大手門から地下通路を通って懐古園に向かう場合、線路を超えて更に下ったところが懐古園の入口になる。

道の駅で買い物と昼食

道の駅「雷電くるみの里」でお土産を購入した。

雷電くるみの里は、真田氏館から小諸城に向かう途中にある。

名前に入っている「雷電」とは、江戸時代の力士、雷電為右衛門のことで、道の駅近くで生まれ育ったらしい。

道の駅には、雷電力士像がある。

小諸城址懐古園から、昼食を食べようと、道の駅「ヘルシーテラス佐久南」に向かう。

ヘルシーテラス佐久南は、中部横断自動車道の佐久南ICそばにあり、帰り道から若干遠くなるが、とても大きな道の駅で、買い物も食事も十分楽しめる。

ここで食べたのが、「そば三昧、よもぎそばと赤しそそばと信州そばの三種盛り」1,230円。

軽く2人前ぐらいあって腹一杯になった。

さいごに

ヘルシーテラス佐久南を出発、中部横断自動車道に戻って関越経由で帰路についた。

この日は朝からずっと雨模様だったせいか、関越道を走る車も少なく、大した渋滞に会わずに帰ってくることができた。

先日の徳島、香川旅行に続き、城、城、城、の旅行になってしまった。というかそうした。

この辺りは、続日本100名城に選定されている、全国でも珍しい星型の龍岡城や、真田氏館の先にある古城緑地広場、北国街道の宿場町の海野宿とか、まだまだ見どころ盛り沢山なので、また温泉に入りたくなったら行ってみたい。

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