畳の和室をDIYでフローリングに張り替える、第3弾は「工具」編です。
これまで事前準備、材料編を記事にしています。


工具はあればあるほど便利だと思いますが、それほど利用しないのであれば、結果として高くついてしまいます。
最低限必要な工具、私が使用した工具、そしてあればもっと便利だったなと思う工具を「書いておく」ことにします。
最低限必要な工具
以下の工具があればフローリングを貼ることができます。
- ドライバー(プラス、マイナスとも)
- ノコギリ
- カナヅチ
- 金尺
- カッター
- 鉛筆
- 掃除用具(ほうき、ちりとり、等)
- 水準器
以上です。
「これだけ?」って思うかもしれませんが、これだけあれば何とかなります。
ただ、やっぱりこれだと大変ですし、非常に時間がかかります。
例えば電動工具とかあると非常に便利ですので、あるに越したことはありません。
私は何とか自前の工具で今回のフローリング貼りを行いました。
使用した工具
私が使用した工具は以下の通りです。
- マルチツールEVO
- ドライバービット
- マイナスドライバー
- ノコギリ
- カナヅチ、木槌
- カッター
- 水準器
- 掃除用具
- 鉛筆
マルチツールEVO
「マルチツールEVO」とは工具メーカー「ブラックアンドデッカー」か発売している電動工具です。
「マルチ」の名の通り、1台でドライバー、丸ノコ等々、アタッチメントを変えるだけで何役にもなる便利ものです。
私は「EVO183P1 」というドリルドライバー、インパクトドライバー、丸ノコ、サンダーの4種類のアタッチメントとバッテリー2個がセットになったものを2016年に購入しており、これをメインに作業しました。
値段は2万円ほどです。
電動工具はDIY用でもそれぞれ1万円から2万円しますので、全部揃えるとなると結構な金額がします。
マルチツールEVOなら簡単なDIYならこれ1台で済みますので、結構お買い得ではないかと思います。
それにセットになっていないジグソー、電動ノコギリ、トリマーなど、アタッチメントを買い足せば様々な電動工具になる優れものです。
今回使用したアタッチメントは「インパクトドライバー」と「丸ノコ」です。
現在は改良されたEVO185E1が発売されています。
インパクトドライバーは根太や合板、フローリング材をビス止めするのに使用しました。
丸ノコはもちろん、材料をカットするのに使用しました。
マルチツールEVOの丸ノコは厚さ20mmまでですので、角材はノコギリを使用しました。
ドライバービット
プラスのNo.1とNO.2があればOKです。
No.1はフローリングビスに、NO.2は細軸コーススレッドを打ち込むのに使用しました。
NO.2はマグネット式の10本セット、No.1は長めのものを用意しました。
フローリングにネジを打ち込む際、斜めに打ち込むので電動ドライバーが邪魔にならないよう、長めのものを用意しました。
マイナスドライバー
マイナスドライバーは畳をはがすのに使用しました。
細いドライバーだと曲がってしまう可能性がありますので、しっかりしたものが必要です。
釘抜があればそれでも良いですし、ハサミでも大丈夫です。
ノコギリ
角材を切れる丸のこがあれば必要ありませんが、マルチツールEVOは厚さ20mmなので私はノコギリを使用しました。
30mm×40mmの角材なのでノコギリでも苦になりません。
私が使用したノコギリはこんな感じの「引廻しノコギリ」って呼ばれるものです。
大体千円ぐらいで購入できます。
引廻しノコギリって細身で本来曲線を切るのに使用するようですが、直線も全く問題なく切れます。
大きくて厚みのある木を切るのでなければ、普段もこれで十分です。
ちょっと脱線してしまいますが、カッターのオルファが発売している「クラフトのこ」も木材やプラスチックなんかも切れて便利です。
これも千円前後で購入できます。
カナヅチ、木槌
フローリング材をはめ込むときに使用します。
カナヅチだと音がうるさいので木槌だと若干静かになります。
それほど力は要りませんので手で持って使いやすい大きさのものが良いと思います。
木槌だと5百円ぐらいで購入できると思います。
もっと静かなのがゴムハンマーです。
ただ他に使い道があまりないかもしれません。
これも5百円ぐらいでしょうか。
カッター
カッターはスタイロフォームを切るのに使用します。
事務用の細いものでなく、こんな感じの大型のものが良いです。
500円程度で購入できます。
カッターの刃は意外とすぐに切れなくなりますので、替刃を用意しておくとよいです。
水準器
私が持っているのは、こんな感じの水平と垂直が確認できる簡単なものです。
フローリング貼りには水平が測れればOKです。
掃除用具
畳をはがすとかなり埃がたまってます。
ほうきとちりとりは必須です。後は雑巾で拭いたぐらいです。
鉛筆
鉛筆は木材に線を引くのに使います。
ごく普通のHBくらいの鉛筆一本あればOKです。
私は結構頻繁に削りました。
カッターで削るか鉛筆削りを用意していた方が良いかもしれません。
あると便利だと思った工具
インパクトドライバー
「マルチツールEVO」でインパクトドライバーはあるのですが、一人ですべてのネジを打ち込むのは厳しいです。
もちろん手動も大変なので、電動のインパクトドライバーが2台あると便利だと思いました。
こんな感じのがあると便利そうです。
丸ノコ
「マルチツールEVO」だと厚さ20mmまでなので、角材はノコギリで切りました。
もちろん、ノコギリでもそんな手間ではないですが、丸ノコで切ればあっという間だと思うので、あれば便利だと思います。
専用タイプだと深さを調節できたり、角度調節もできるのでいろんな用途に使えそうですよね。
私の場合、マルチツールEVOがバッテリー式ですので、次に丸ノコ購入するとしたらコード式にしたいと思います。
工具の合計金額は
一から工具を揃えるとしたら、私と同じものでよければ3万円弱で揃います。
さらにインパクトドライバー2台体制にするなら4万円というところでしょうか。
材料と合わせても10万円です。
次回はようやく作業編になります。
事前準備、材料編も記事にしています。


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