電動工具はここ4年ほど、ブラック&デッカーの「マルチツールEVO」を使用しているのですが、マルチツールの丸鋸は外径が85mmで切断深さは21mmになっています。
これまでは不便を感じることはなかったのですが、今回厚さ30mm程度の木材を大量に切断する必要があり、新たに丸のこを購入しましたので、使ってみた感想を「書いておく」ことにします。
新たに購入した丸のこFC6MA3
新たに購入した丸のこ、FC6MA3はHiKOKI製で以下の特徴があります。
- のこ刃外径165mm
- 切込み深さ57mm(90度の場合)
- アルミベース
- 後方排出方式(集じん機接続可能)
- コード式(コード長さ5メートル)
- 重量3.2kg
- 付属品:チップソー(刃数52)、ガイド、六角スパナ
今回コード式にしたのはマルチツールEVOがコードレス(バッテリー)式だったこと、使用する場所は電源が取れること、何よりコードレスに比べ、値段がリーズナブルなことです。
Amazonで9,980円でした。
外径は190mmと迷ったのですが、165mmでも、厚さ38mmのツーバイフォー材や45mmの角材がカットできるので十分だろうと思いました。
外箱はこんな感じです。
中身は、丸の本体とガイド、六角スパナです。
FC6MA3を使ってみて
マルチツールEVOと比べるとかなり動作音は大きいです。
切断面はキレイで付属のチップソーでも問題ないです。
Amazonのレビューでは直角修正ができないなどのコメントがありましたが、全く問題ありませんでした。
切断の深さ調整もレバー式になっていて簡単に行なえます。
ただ一つ大きな問題は、『集じん機をつけないとおが屑が部屋中に飛び散る』ことです。

これにはまいりました。
FC6MA3の集じんを考える
集じん機を接続するダクトアダプターが別売りで、本体自体そんなに高くないと思うのですが、ネット通販だと価格に大きな差があります。
FC6MA3に適合するダクトアダプターは、品番「333429」になります。
アマゾンだと約3千円!→2022年2月現在約1,100円です。
袋の中身はダクトアダプタと取り付け用のネジのみ。
丸のこFC6MA3に取り付けます。
アダプタの突起を丸のこの穴にはめ、右側下をネジ止めします。
集じん機は、結構なお値段がするので、ヘッドが壊れて放置していたダイソン掃除機DC48に接続することにしました。
クリーナーヘッドに接続している伸縮パイプを外して、フレキシブルホースの先端を、丸のこに取り付けたダクトアダプタにはめ込みます。

ちょっとゆるいですが、ピッタリ収まりました。
ダイソンのスイッチをオンにして切断してみます。
大分吸い込んでいますが、それでもやはり木くずは飛び散ります。
感覚的には木くずの半分くらいは吸い込んでくれている感じです。
まあ、どうしたって木くずはゼロにならないので、半分でも吸い込んでくれれば掃除は楽になります。
ただ、割とすぐにダイソンが目詰まりしてしまうので、こまめに木くずの廃棄、フィルター等を掃除して上げる必要があります。

もっと手軽な方法はないだろうか。
集じん用のダストバッグが各丸のこメーカーから発売されています。

これで集じんできるならゴミ袋でもいけるんじゃね?
やってみました。
結果は、ほとんど集じんしませんでした。吸引しないことと空気の逃げ道が無いことが原因でしょうか。

これは使い物になりません。
レビューのまとめ
Hikokiの丸のこ、FC6MA3を使ってみた感想をまとめると
- 1万円前後とリーズナブル
- 切込み57mmと簡単なDIYでは十分な深さ
- ダクトアダプタがないと木くずが四方八方に飛び散る
- ダクトアダプタが別売
総合的には、

買ってよかったです。
マルチツールEVOからのステップアップとしても、はじめの1台としてもおススメできます。
FC6MA3を使用する場合はダクトアダプタが必須です。
FC6MA3と同等グレードの製品でマキタのM565があります。
私は両方を検討して、切り込み深さの調整が、ねじ式のM565に対して、ワンタッチでできるレバー式だったことがFC6MA3を選んだ決めてでした。
使い勝手は大きく変わらないと思いますので、ご自分にあった1台を選べばよいかと思います。
私が愛用している、ブラック&デッカーの「マルチツールEVO」は、以下の記事でも紹介しています。
色々使えるマルチツールEVOも最初の1台としておススメです。
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