DIYで隙間ラックを作成

DIY

先日、幅30cm、奥行き60cmの使い勝手が悪かった隙間にベルメゾンの「リバーシブルキッチン隙間ワゴン」を購入して格段に収納量を増やすことができました。

今回は隙間というよりも廻り階段のデッドスペースに置く、隙間ラックを作成することにしました。

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作成方法

今回は、畳の和室をフローリングに貼り替えた時に余ったフローリングの端材を利用して棚を作成します。

必要な棚板は5枚。幅63cmから65cmのものがありましたのでこれを63cmにカットして合わせ、奥行きは隙間に合わせてフローリング材約30cmを22.6cmにカットします。

棚柱は「全ネジ」を利用しました。

「全ネジ」とは金属棒全体にネジを切ってあるもので棚板に穴を空け、ナットで棚板を挟むようにして固定します。

完成品はこんな感じです(正確には完成ではないですが)。

4本とも棒全体にネジが切ってあります。

hamaちゃん
hamaちゃん

もう一枚棚板追加できるじゃん

って感じですが、この棚を置く場所の上に網棚がありますので、棚板はこれだけでOKです。

用意した材料

全ネジ

今回は直径3/8インチ、長さ2mのものを4本用意しました。

ビバホームで1本税込130円!4本でも520円です。

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ナット

これもビバホームで3/8インチ用のもので、必要数は40個なのですが、50個入りがなく100個入りで税込966円でした。

ネットでは50個入りがあって、楽天では税込509円、送料200円で販売してました。

棚板

「作成方法」のところにも書きましたが、余ったフローリングの端材を使いましたので、材料費はかかりません。

別途棚板を用意する場合、幅60cm、奥行き20cmだとアイリスオーヤマの化粧棚板が千円ぐらいで買えるようです。

材料費は全部で約1,500円!、棚板5枚を別途購入しても6,500円です!

使用した工具

使用した工具は以下の通りです。

  • 丸ノコ(棚板カット用)
  • サンダー(やすり)
  • ドリルドライバー(穴あけ用)
  • ドリルビット10㎜径
  • 軍手(ネジ締め用)
  • モンキーレンチ

丸ノコ

棚板をカットするのに使用しました。

普通のノコギリでも全然OKですが、棚板5枚分をカットするとなると、スピードと疲れが全然違います。

電動丸ノコは安いものですと1万円前後で購入できます。

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私の使用しているブラックアンドデッカーの「マルチツールEVO183P1」だと、「丸ノコ」「ドリルドライバー」「インパクトドライバー」「サンダー」、それにバッテリーが2個セットになっています。

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これらをそれぞれ用意するのも大変ですし、収納場所も取ります。

マルチツールEVOだとアタッチメントを交換するだけですのでコンパクトに収納できます。

サンダー(やすり)

棚板のカットした部分にやすりをかけてバリをとります。

これももちろん電動でなくても、全く問題ありませんが、一度サンダーに慣れてしまうと戻れません。

サンダーは比較的リーズナブルで安いものだと3千円くらいからあります。

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棚板ならサンダーだけで充分ですし、大まかにサンダーをかけて、細かいところは手動でやすり掛け、でも大幅に負担が減ります。

マルチツールEVOならサンダーが付属しているセットもあります。

ドリルドライバー

棚板に全ネジを通す穴を空けるのに必要です。

これは電動でないと難しいかと思います(手動で空ける方法が思いつきません)。

これも安いものだと3千円くらいからありますが、安いものはどちらかというとネジ締め用の電動ドライバーがメインで、ドリルもあまり大きな穴を空けるのは厳しいと思います。

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マルチツールEVO185E1」なら付属のドリルドライバーでOKです。

ドリルビット

全ネジの直径が3/8インチ、約9.5mmですので、直径10mmのドリルビットを新たに購入しました。

余裕を見て11mmにしようか悩みましたが、10mmでも穴に余裕があるのでOKでした。

ビバホームのオリジナル商品のようで、税込504円です。

ネットでも同じような値段で買えるようです。

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軍手

これは木材カットや穴あけの際に必須です。

カット後のバリや木くずが指に刺さったりするのを防止します。

また、今回は全ネジにナットを回していくのに使用しました。

失敗したのは長さ2メートルの全ネジの下から棚板を付けていったので、1番下の底板は良いのですが、その上は下から40cm、上から160cmくらいのところに棚板を付けたので、かなりナットを回していきました。

今回、「ナットを回していく」作業が一番時間がかかりました。

素手でやると指紋がなくなりそうです。

hamaちゃん
hamaちゃん

便利な工具があるんじゃね?

と思いながら作業していましたが、あとでネット検索するとちゃんとありました。

その名も「全ネジレンチ」とそのまんまの名前でした。

 

 

 

全ネジレンチというはラチェット式、かつ早回しにも対応しているそうで、たぶん手回しより作業がはかどるのでしょう。

次回、全ネジを利用する際は合わせて購入してみようと思います。

モンキーレンチ

ナットをしっかり締めるのに使用します。

3/8インチのスパナがあればOKなのですが、なければ汎用性の高いモンキーレンチが良いと思います。

ナットのサイズ的にもそれほど大きなものは必要ありません。

棚のサイズによっては取り回しのよい小型のものが良いと思います。

我が家のモンキーレンチはこんなごくありふれたものです。

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必須ではないけどあると便利なもの

上記の工具を使用すれば全ネジを使用した棚は作成できますが、ほかにもあると便利な道具があります。

ワークベンチ

いわゆる作業台です。

丸ノコで切断したり、ドリルで穴を空けたりするのに1台あると便利かと思います。

本当は据え置き式のしっかりした作業台があるとよいと思いますが、そんなスペースはなかなか確保できないので、折り畳み式のワークベンチを使用しています。

私が使用しているのは4年ほど前に3千円ほどで購入したものです。

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折り畳み式なので場所を取りませんし、一台あると本当に便利です。値段も手ごろです。

一緒にこういったクランプがあると便利です。

板を作業台に固定するための工具です。

板を切断したり、穴をあけたりするときに固定するときに便利です。
ピンからキリまでありますが、写真のものは1個数百円ですので、複数個あるとよいと思います。

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水平器

棚板の水平をとるのは水平器があると簡単です。

全ネジですので、ナット一回しといった微調整も簡単です。

水平器もピンキリですが、千円しないもので充分だと思います。

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最後に

いかがでしたでしょうか。

2メートルの全ネジを使用するとナットを目的の位置まで回すのに非常に時間がかかりますが、1メートル、あるいは50cm、28.5cm等短い全ネジを使用すれば、加工は板をカットして穴を空けるだけですので、手軽に棚を作ることができます。

hamaちゃん
hamaちゃん

全ネジをカットしようとするとちょっと面倒なようです。

冒頭で完成写真を載せてますが、実はさらに工夫しています。

周り階段に設置するため、棚棒1本を一段下にしています。

これも全ネジですので、高さ調節も自在です。

全ネジラック、簡単でおススメです。

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