3月に入って東京では温かい日も多く、梅や桃、杏も咲いて、いかにも春って感じですが、そんな3月の上旬に、まだまだ冬真っ盛りの青森に一泊旅行にでかけたときの記事になります。
今回のルート
今回のルートはこんな感じです。
- 1日目2016年3月4日(金)
・羽田空港からJALで青森空港へ
・青森空港内で「つがる路」の味噌カレー牛乳ラーメンで昼食
・青森空港から新青森経由で三内丸山遺跡へ
・三内丸山遺跡からワ・ラッセへ
・ホテルサンルート青森泊
- 2日目2016年3月5日(土)
・ホテルサンルートから青森駅経由で弘前へ
・弘前市立観光館から市内にある「佐和屋」のイカメンチ定食で昼食
・弘前城
・岩木山神社
・青森空港から羽田空港経由で帰宅
1日目
1日目は青森空港からバスで青森駅、鉄道に乗り換えて新青森駅、そこから再びバスで三内丸山遺跡、そしてワ・ラッセへ、と青森市内を観光しました。
「つがる路」の味噌カレー牛乳ラーメン
青森空港に到着後、2階にあるフードコートで「つがる路」の味噌カレー牛乳ラーメンを食べました。
青森のソウルフード、味噌カレー牛乳ラーメン。
私も最初に薦められたときは、半信半疑でしたが、意外とスパイシーでくせになる味で、青森に行ったら必ず食べます。
元々は札幌ラーメンから派生していますので、縮れ中太麺で濃厚な味噌味がベースで、スパイシーなカレーを牛乳がマイルドにしています。
三内丸山遺跡
青森空港からバスで30分ほどで青森駅へ。
そこから第三セクターの青い森鉄道で新青森駅へ向かいます。
新青森駅からは路線バスに10分ほど揺られて三内丸山遺跡に到着します。
三内丸山遺跡です。
遺跡感がまるでない、一面の雪景色。
かろうじて通路は除雪されています。

3月でもこれだけの雪が残っているのが青森です。
三内丸山遺跡は、日本最大級の縄文集落跡で、いまから約5千年前のものになります。
1992(平成4)年からの発掘調査で、竪穴式建物、墓、掘立柱建物、採掘坑、道路跡などが発見され、縄文時代の集落の様子などがわかります。
入場料は大人410円です。
復元した竪穴式住居です。
敷地内に点在していますが、雪が深くて近くに寄れないところもあります。
復元された大型掘立柱建物です。
実際に発見された遺跡は室内で保存されています。
ワ・ラッセ
三内丸山遺跡を堪能したあとは、青森駅に戻り、駅からすぐ近くの「ねぶたの家 ワ・ラッセ」に行きました。
ワ・ラッセとは、東北三大祭りの一つ、「青森ねぶた」の歴史や魅力を紹介する観光施設です。
目玉はなんと行っても、ねぶた祭に出陣した大型ねぶたです。
私も過去に2回、青森ねぶた祭りに参加しましたが、こうやって改めてじっくり見ると相当な迫力です。
ホテルサンルート青森
ワ・ラッセを堪能したあとは、本日の宿、ホテルサンルート青森に行きました。
ホテルサンルート青森は、青森駅から徒歩で5~6分ほど、青森駅から続くアーケード、新町通りの一本裏側になります。
新町通りにはコンビニや飲食店がたくさんあるので、夕食にも困りません。
弘前市立観光館
青森旅行2日目は弘前に向かいました。
最初に向かったのは、弘前市立観光館です。
こちらも弘前ねぷたを展示しています。
佐和屋のいがめんち定食
弘前の郷土料理で「いがめんち」というのがあります。
イカゲソを野菜などと一緒に小麦粉を混ぜ、焼いたり、揚げたりしたものです。
津軽弁の特徴である鼻濁音でイカを発音すると「いが」になるので、「イカメンチ=いがめんち」となります。
弘前市内の多くの飲食店で食べることができますが、店独自の味になっているようで、食べ比べるのも良いかも知れません。
この日のランチは「佐和屋」さんという和食屋さんでいがめんち定食を食べました。

ご飯のおかずよりも酒の肴に合いそうです。
青森銀行記念館
弘前市内を歩いていると、青森銀行記念館というものがありました。
あとから調べて見ると、1879(明治12)年に青森県初、全国で59番目に設立された旧第五十九銀行本店の本館だそうで、1904(明治37)年に建築されたものです。
設計者は、堀江佐吉という方で、当時洋風建造物の第一人者であり、太宰治の生家、斜陽館も手掛けています。
弘前城
いがめんち定食を食べたあとは、弘前城に向かいました。
弘前城は現存12天守の一つで、日本100名城にも選ばれています。
2020年2月にも訪れています。
2020年2月に行ったときは吹雪で大変でしたが、この日はとても良い天気。
雪も青森市内に比べると少ない印象でした。
弘前城は桜の名所として大変有名で、ゴールデンウィークには大勢の観光客が訪れますが、この日はガラガラでした。
弘前城は石垣修理のため、曳屋を行い、2015年から仮の天守台にて公開しており、2021年度には元の位置に戻る予定でしたが、追加の耐震補強工事などにより、工事が完了するのは早くても2025年度になる見込みだそうです。
弘前城の全体図です。
弘前城の天守は小高い丘の上にあるので、岩木山を望む、絶好の展望台となっています。
弘前城と岩木山を一緒にカメラに収めることもできます。
本来の天守台です。
岩木山神社
弘前城から岩木山神社に向かいました。
岩木山神社は、その名の通り岩木山の麓にある神社で、創建1,200年以上の歴史のある神社です。
境内は上り坂と階段になっており、除雪はされているものの、ところどころ氷が張っており、滑らないよう気をつけるのが大変でした。

地元の方と思われる人はスイスイ登っていってました。
境内に建つ本殿や拝殿等は江戸時代初期に造られたもので、重要文化財に指定されています。
東京では、まず見ることのできない「つらら」。
青森では普通に見ることができます。
岩木山神社から弘前駅へ戻り、バスで青森空港へ。
羽田行きの飛行機は17時5分発。1日たっぷり弘前を堪能してきました。
冬の青森は吹雪などで大変なときが多いですが、食べ物も美味しいものがたくさんありますし、1メートルをこすような積雪を見ることは、東京ではありえませんので、それだけでも行く価値はあるかと思います。
冬の青森、オススメです。
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