畳の和室をDIYでフローリングに張り替える 工具編

DIY
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和室の古い畳を剥がしてDIYでフローリングに張り替えた記録。

これまで、事前準備と揃えた材料を記事にした。

用途に合った工具があると作業効率が格段に上がるので、用意するに越したことはないが、それほど利用しない工具を用意しても、無駄になり、結果として高くつきかねない。

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最低限必要な工具

以下の工具があれば、DIYでフローリングを張ることができる。

  1. ドライバー(プラス、マイナスとも)
  2. ノコギリ
  3. カナヅチ
  4. 金尺
  5. カッター
  6. 鉛筆
  7. 掃除用具(ほうき、ちりとり、等)
  8. 水準器

これだけあれば何とかなるが、作業効率や仕上がりを考えると、電動工具がいくつか合ったほうが良い。

実際に使用した工具

いずれも元々持っていたもので、新たに購入したのはドライバービットとカッターの刃といった消耗品ぐらい。

  1. マルチツールEVO
  2. ドライバービット
  3. マイナスドライバー
  4. ノコギリ
  5. カナヅチ、木槌
  6. カッター
  7. 水準器
  8. 掃除用具
  9. 鉛筆

マルチツールEVO

「マルチツールEVO」とは、工具メーカー「ブラックアンドデッカー」が発売している電動工具。

「マルチ」の名の通り、1台でドライバー、丸ノコ等々、アタッチメントを変えるだけで何役にもなる便利なもの。

始めに「EVO183P1」という、ドリルドライバー、インパクトドライバー、丸ノコ、サンダーの4種類のアタッチメントとバッテリー2個がセットになったものを2016年に購入しており、これをメイン工具として作業を行った。

EVO183P1の価格は約2万円。電動工具は、それぞれ単品で購入すると1〜2万円ぐらいするので、使用頻度が少なければマルチツールEVOで十分と感じる。

マルチツールEVOで物足りなくなった機能が出てきたら、その時に別途専門工具を購入している。

今回使用したアタッチメントは「インパクトドライバー」と「丸ノコ」。

現在はEVO183Pに代わり、改良されたEVO185E1が発売になっている。

インパクトドライバーは根太や合板、フローリング材をビス止めするのに使用し、丸ノコは材料をカットするのに使用した。

ちなみにマルチツールEVOの丸ノコが切断できる厚さは20mmなため、角材はノコギリを使用した。

2020.8.30追記
厚さ20mmでは物足りなくなり、HIKOKIの電動丸ノコFC6MA3を購入している。

ドライバービット

プラスのNo.1とNo.2があれば十分。No,1はフローリングビスに、No.2は細軸コースレッドを打ち込むのに使用した。

No.2はマグネット式の10本セット、No,1は長めの物を用意した。

フローリング材にネジを打ち込む際に、斜めに打ち込むので電動ドライバーがじゃまにならないよう長めの物を用意した。

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マイナスドライバー

マイナスドライバーは畳をはがすのに使用した。細いドライバーだと曲がってしまう可能性があるので、軸が長く丈夫でしっかりしたものを用意したほうが良い。

本当は釘抜きがあればその方がやりやすいと思うし、大きめのハサミでも代用できる。

ノコギリ

角材を切断できる丸ノコがあれば必要ないが、マルチツールEVOに付属する丸ノコは厚さ20mmまでしか切断できないので、ノコギリを用意した。

使用したノコギリは「引廻ノコギリ」と呼ばれるもので、本来曲線を切断するのに使用するが、直線も問題なく切れるので、一本あると意外と便利だ。

大体千円ぐらいで購入できる。

他にもカッターナイフのメーカー、オルファが発売している「クラフトのこ」も木材やプラスチックも切れるので便利だ。

これも千円前後で購入できる。

カナヅチ、木槌

フローリング材をはめ込む時に使用する。

カナヅチだとうるさいが、小槌だと若干静かになる。更に静かなのがゴムハンマーだが、他に用途が思いつかない。

カッターナイフ

カッターナイフはスタイロフォームを切断するのに使用する。

事務用の小型のものでなく、大型のものが使いやすい。

一番大事なのは替刃。すぐに切れ味が悪くなるので、必須だ。

2023.9.20追記
10数年ぶりに大型カッター、小型カッターを買い替えた。

水準器

床の水平を合わせるのに使用する。

レーザー式の水平器にそそられるが、簡単なもので十分だ。

掃除用具

畳をはがすとかなり埃が溜まっているので、ほうきとちりとりは必須。あとは雑巾で拭いたぐらい。

鉛筆

鉛筆は木材に線を引くのに使用する。ごく普通のHBぐらいの鉛筆1本あればOK。

作業時に結構頻繁に削ったので、カッターナイフでも良いが鉛筆削りがあったほうが作業が捗る。

あると便利だと思った工具

インパクトドライバー

8畳程度の部屋だと20枚以上(今回は24枚)のフローリング材を、1枚につき3箇所程度ネジ止めするので、一人だとけっこう大変だし時間がかかる。

もちろん手動ではそれこそ気が遠くなるので、電動インパクトドライバー2台、2人で手分けしてやるととても作業が捗る。

丸ノコ

マルチツールEVO付属の丸ノコは厚さ20mmなので、角材はノコギリで切断した。

角材程度ならノコギリでもそれほど手間ではないが、丸ノコで切断すればあっという間だし、真っ直ぐ正確に切断できるので、作業効率が格段に変わってくる。

工具の合計金額は

最低限必要な工具を一から揃えるとしたら3万円弱で購入可能。

材料と合わせても10万円あれば十分だと思う。

材料と工具が揃ったので、次回は実際の作業に取り掛かる。

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