和室の古い畳を剥がしてDIYでフローリングに張り替えた記録。
これまで、事前準備と揃えた材料を記事にした。
用途に合った工具があると作業効率が格段に上がるので、用意するに越したことはないが、それほど利用しない工具を用意しても、無駄になり、結果として高くつきかねない。
最低限必要な工具
以下の工具があれば、DIYでフローリングを張ることができる。
- ドライバー(プラス、マイナスとも)
- ノコギリ
- カナヅチ
- 金尺
- カッター
- 鉛筆
- 掃除用具(ほうき、ちりとり、等)
- 水準器
これだけあれば何とかなるが、作業効率や仕上がりを考えると、電動工具がいくつか合ったほうが良い。
実際に使用した工具
いずれも元々持っていたもので、新たに購入したのはドライバービットとカッターの刃といった消耗品ぐらい。
- マルチツールEVO
- ドライバービット
- マイナスドライバー
- ノコギリ
- カナヅチ、木槌
- カッター
- 水準器
- 掃除用具
- 鉛筆
マルチツールEVO
「マルチツールEVO」とは、工具メーカー「ブラックアンドデッカー」が発売している電動工具。
「マルチ」の名の通り、1台でドライバー、丸ノコ等々、アタッチメントを変えるだけで何役にもなる便利なもの。
始めに「EVO183P1」という、ドリルドライバー、インパクトドライバー、丸ノコ、サンダーの4種類のアタッチメントとバッテリー2個がセットになったものを2016年に購入しており、これをメイン工具として作業を行った。
EVO183P1の価格は約2万円。電動工具は、それぞれ単品で購入すると1〜2万円ぐらいするので、使用頻度が少なければマルチツールEVOで十分と感じる。
マルチツールEVOで物足りなくなった機能が出てきたら、その時に別途専門工具を購入している。
今回使用したアタッチメントは「インパクトドライバー」と「丸ノコ」。
現在はEVO183Pに代わり、改良されたEVO185E1が発売になっている。
インパクトドライバーは根太や合板、フローリング材をビス止めするのに使用し、丸ノコは材料をカットするのに使用した。
ちなみにマルチツールEVOの丸ノコが切断できる厚さは20mmなため、角材はノコギリを使用した。
2020.8.30追記
厚さ20mmでは物足りなくなり、HIKOKIの電動丸ノコFC6MA3を購入している。
ドライバービット
プラスのNo.1とNo.2があれば十分。No,1はフローリングビスに、No.2は細軸コースレッドを打ち込むのに使用した。
No.2はマグネット式の10本セット、No,1は長めの物を用意した。
フローリング材にネジを打ち込む際に、斜めに打ち込むので電動ドライバーがじゃまにならないよう長めの物を用意した。
マイナスドライバー
マイナスドライバーは畳をはがすのに使用した。細いドライバーだと曲がってしまう可能性があるので、軸が長く丈夫でしっかりしたものを用意したほうが良い。
本当は釘抜きがあればその方がやりやすいと思うし、大きめのハサミでも代用できる。
ノコギリ
角材を切断できる丸ノコがあれば必要ないが、マルチツールEVOに付属する丸ノコは厚さ20mmまでしか切断できないので、ノコギリを用意した。
使用したノコギリは「引廻ノコギリ」と呼ばれるもので、本来曲線を切断するのに使用するが、直線も問題なく切れるので、一本あると意外と便利だ。
大体千円ぐらいで購入できる。
他にもカッターナイフのメーカー、オルファが発売している「クラフトのこ」も木材やプラスチックも切れるので便利だ。
これも千円前後で購入できる。
カナヅチ、木槌
フローリング材をはめ込む時に使用する。
カナヅチだとうるさいが、小槌だと若干静かになる。更に静かなのがゴムハンマーだが、他に用途が思いつかない。
カッターナイフ
カッターナイフはスタイロフォームを切断するのに使用する。
事務用の小型のものでなく、大型のものが使いやすい。
一番大事なのは替刃。すぐに切れ味が悪くなるので、必須だ。
2023.9.20追記
10数年ぶりに大型カッター、小型カッターを買い替えた。
水準器
床の水平を合わせるのに使用する。
レーザー式の水平器にそそられるが、簡単なもので十分だ。
掃除用具
畳をはがすとかなり埃が溜まっているので、ほうきとちりとりは必須。あとは雑巾で拭いたぐらい。
鉛筆
鉛筆は木材に線を引くのに使用する。ごく普通のHBぐらいの鉛筆1本あればOK。
作業時に結構頻繁に削ったので、カッターナイフでも良いが鉛筆削りがあったほうが作業が捗る。
あると便利だと思った工具
インパクトドライバー
8畳程度の部屋だと20枚以上(今回は24枚)のフローリング材を、1枚につき3箇所程度ネジ止めするので、一人だとけっこう大変だし時間がかかる。
もちろん手動ではそれこそ気が遠くなるので、電動インパクトドライバー2台、2人で手分けしてやるととても作業が捗る。
丸ノコ
マルチツールEVO付属の丸ノコは厚さ20mmなので、角材はノコギリで切断した。
角材程度ならノコギリでもそれほど手間ではないが、丸ノコで切断すればあっという間だし、真っ直ぐ正確に切断できるので、作業効率が格段に変わってくる。
工具の合計金額は
最低限必要な工具を一から揃えるとしたら3万円弱で購入可能。
材料と合わせても10万円あれば十分だと思う。
材料と工具が揃ったので、次回は実際の作業に取り掛かる。
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